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サステナブルなブラックタイガーエビが発売!


ASCラベル付き『殻付ブラックタイガー』がコープデリの一部店舗で発売されました!

ASC認証とは、海の自然や、労働者の権利、また地域社会に配慮した責任ある養殖業を認証する、国際的な認証制度。

消費者が、このASCラベルのついた商品を選ぶことで、サステナブルな養殖業や生産者を応援し、将来の世代にわたって養殖水産物を食べ続けていける仕組みです。

ASCラベル付き『殻付ブラックタイガー』
© 日本生活協同組合連合会

ASCラベル付き『殻付ブラックタイガー』

このブラックタイガーは、「インドネシア エビ(ブラックタイガー)養殖業改善プロジェクト」の現場のひとつ、ジャワ島中部ジャワ州の養殖池で生産されたもの。

生産者の方々とともに、現地加工会社のミサヤミトラ社、同社から調達をする日本生協連、WWFインドネシアとWWFジャパンが一丸となって養殖業の改善に取り組み、2024年3月にASC認証の取得を実現しました。

ジャワ島中部ジャワ州ブレベス県バンスリ村でASC認証を取得したエビ養殖池。生産者の方々からは、ブラックタイガー養殖への想いや、これらかに期待する声などが聞かれます。
© WWF Japan

ジャワ島中部ジャワ州ブレベス県バンスリ村でASC認証を取得したエビ養殖池。生産者の方々からは、ブラックタイガー養殖への想いや、これらかに期待する声などが聞かれます。

インドネシアでは、養殖池をつくるためにマングローブ林が伐採されるなど、ブラックタイガー養殖が自然環境に大きな影響を与えてきました。

また、管理が不十分なことなどで生産性が低下し、小規模零細の生産者の頭を悩ませていました。

そうした中での認証取得を目指した取り組みは、自然環境の保全や回復への貢献はもちろん、生産性や生計の向上にもつながる重要な成果となりました。

【生産者のインタビュー動画】

3年弱にわたる関係者の粘り強い取り組みによりASC認証の取得が実現し、このたび日本の消費者の皆さんの手にその成果が届くことになりました。

ASCラベルの付いた『殻付ブラックタイガー』をぜひ選んでいただき、インドネシアでのサステナブルなブラックタイガーの生産を応援いただけると嬉しいです。

エビ養殖生産者の方とミサヤミトラ社、日本生協連、WWFインドネシア、WWFジャパンのプロジェクト関係者。引き続き協力しながら取り組みの拡大を目指していきます。
© WWF-Indonesia

エビ養殖生産者の方とミサヤミトラ社、日本生協連、WWFインドネシア、WWFジャパンのプロジェクト関係者。引き続き協力しながら取り組みの拡大を目指していきます。

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自然保護室(海洋水産)
吉田 誠

チリ、インドネシア、中国のフィールドプロジェクトを担当。

田舎生まれの田舎育ち。こどもの頃から自然の中で遊ぶことが好きで、自然を守る仕事がしたいと思っていたところ、WWFと出逢いました。海の環境、海の生きものを守るため、頑張ります。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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