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祝しらほサンゴ村19周年!


こんにちは。

WWFサンゴ礁保護研究センター、通称「しらほサンゴ村」センター長の小林です。

今日はおめでたいニュースがあります。実は、わたしが勤めているしらほサンゴ村の19歳の誕生日なのです!

しらほサンゴ村は、白保地域が世界に誇るサンゴ礁の海を地域とともに守っていくために、2000年の春に設立されました。

設立からこれまで、白保地域の多くの皆様をはじめとして、WWFのサポーターの皆様、様々な分野の専門家の先生方、石垣島を含む南西諸島の地域の皆様等、本当に多くの方々に支えられ、活動を継続することが出来てきました。

この場を借りて、あらためまして、長年にわたり支えてきてくださった皆様に感謝を申し上げます。

夏花と白保日曜市の皆さん。本当に多くの方に、長年の活動を支えて頂いています。

夏花と白保日曜市の皆さん。本当に多くの方に、長年の活動を支えて頂いています。

白保をはじめとした、南西諸島のサンゴ礁生態系や生物多様性の保全のためには、まだまだ多くの課題が残されています。
例えば、白保でも大型のリゾートホテル開発計画の問題が挙げられ、地域の皆さんとともに課題の解決策を探っています。

白保海岸の様子
©WWFジャパン

白保海岸の様子

美しい白保の海、南西諸島の自然を守るために、WWFジャパンのスタッフ一同、より一層努力をして参りますが、活動を進めていくためには引き続き多くの皆様のご協力が不可欠です。

これからもご支援くださいますようよろしくお願いいたします。

白保の海とサンゴ(2019年2月撮影)
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白保の海とサンゴ(2019年2月撮影)

最後にお知らせがございます。しらほサンゴ村19周年の記念イベントの開催を白保地域の方々と現在鋭意企画中です。今年は少し時期がずれる見込み、6月ごろの開催を計画中ですので、お楽しみに!

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自然保護室(淡水)
小林 俊介

修士(動物学・京都大学)
京都大学在学時にボルネオ島での野生動物の行動学を専攻。ボルネオの豊かな生物層の魅力を知るとともに農園開発などの環境課題の大きさを実感する。2013年にWWFに入局。ボルネオ島での絶滅危惧種保全、持続可能な森林・農園管理、ESDなどの活動を担当。2018年よりサンゴ礁保護研究センター長。サンゴ礁保護研究センターの地元移譲を経て2021年から現在まで淡水グループ繊維担当と、海洋グループ白保担当を兼務。

子供のころからの動物好きが高じて、東南アジアでの野生動物の研究に携わった後、WWFへ。森林、海洋、淡水と様々な分野を担当し、持続可能な資源管理を中心に海外・国内のフィールドにも携わってまいりました。フィールドで豊かな自然とそれを守るために頑張っている仲間たちと交流するのが何よりの楽しみです。

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環境保全団体です。

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