石垣島「白保村」のサイトがオープンしました
2024/02/27
北半球で最大級ともいわれるアオサンゴの群集で知られる、沖縄県石垣島・白保の海。
この海を守るため、WWFジャパンでは2000年4月に、この地に「WWFサンゴ礁保護研究センター(通称:しらほサンゴ村)」を開設し、貴重なサンゴ礁の海の保全活動に取り組んできました。
そして、開館から20年あまりが経った2021年4月、センターの施設を地元の自治組織である白保公民館に、活動を地域のNPO夏花に移譲。
それ以後、センターでは地域が主体となった白保の海を、地域の文化と共に守る取り組みが行なわれる体制になり、WWFもこれをサポートしています。
この白保の自然や文化、集落の様子などを紹介したウェブサイトが、白保公民館によってオープンしました。
サイトでは、白保集落の村づくりの方針である「白保村ゆらてぃく憲章」も掲載。
これをふまえたさまざまな取り組みも紹介しており、村づくりの7箇条の一つ「世界一のサンゴ礁を守り、自然に根ざした暮らしを営みます」の条には、白保の人たちとWWFがともに取り組み、今も続けている活動が多く含まれています。
地域の自然を長く守り、引き継いでいくことができる本当の主役は、あくまで地元の皆さん。沖縄のサンゴの海も、インドネシアの森も、それは変わりません。
白保では、その取り組みがまさに、一つの形となり、回り始めようとしています。
20年にわたり、これを支える私たちの取り組みを支えてくださった、多くのWWFサポーターの皆さまに、この場をお借りして、改めて御礼を申し上げたいと思います。
白保の活動は、まだまだ続いていきます。ぜひサイトもご覧いただき、ご関心をお持ちいただければ幸いです。