【今日は国際生物多様性の日】WWFが取り組む生物多様性保全の取り組み
2021/05/22
こんにちは。事務局長の東梅です。
本日5月22日は、国連が制定した「国際生物多様性の日」です。
1992年5月22日に「生物多様性条約」が採択されたことを受け、世界の人々に生物多様性の危機と、その保全の大切さを考えてもらう記念日として制定されました。
本来は昨年、この生物多様性条約の第15回締約国会議(CBD-COP15)の開催が予定されていました。
そしてCBD-COP15では、2010年に各国が合意した「愛知目標」に続く新たな国際目標が決まるはずでした。
2020年が、生物多様性のビッグ・イヤーとされていた所以です。
しかし、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染により、会議は今年10月に延期。
2030年に向けた世界の生物多様性保全の骨格であり、私たちにとっても重要なテーマである、新しい「国際目標」の合意も、この10月に延期となりました。
しかし、それでも生物多様性に対する関心は、今も高まり続けています。
特に過去10年間、生物多様性の保全は、森林や海洋、野生生物の保全だけでなく、気候変動対策はもとより、経済や金融、あらゆる生産や消費と、より密接に関係するようになりました。
これからの私たちの活動もまた、こうした横断的な分野にも視野を拡げ、相互に連携・協働しながら、生物多様性保全という大きなヴィジョンの実現を目指していかねばならないと考えています。
最近、WWFジャパンにも、さまざまな企業や機関投資家の方々より、「これからの重要テーマ」である生物多様性について、話を聞かせてほしい、とのリクエストを多数いただくようになりました。
10年前はなかなか考えられなかった、これは嬉しい変化です。
特定の国や立場に依らない国際的なNGOとして、可能な限りの知見を提供しつつ、より多くのステークホルダーの皆さまと共に、これからの生物多様性保全を、目指していきたいと思います。