世界で唯一の日淡グッズをつくってみてはいかがでしょうか?


海洋水産グループの植松です。
令和になってはや半年が過ぎましたが、平成を思い返し、世の中の何が大きく変わったかを考えてみると、私にとっては「PC&インターネット&スマートフォンの普及」がNo.1かなぁと思います。
現在、私のPCとスマホはMacなのですが、Macを使い始めた頃は、まだマイナーな存在でした。それが数年ほど前からユーザーが激増し、カフェでも良く見かけるような一般的なメーカーになりました。
このことは、他人とちょっと違うものを使いたかった私にとっては少し残念なことで、できれば大好きな日本淡水魚(日淡)のステッカーでも貼って、差別化をはかりたいなぁと思っていました。しかしなにせ日淡はマニアックな存在。なかなか売っていません。
そんなとき、水田寄付キャンペーンのメンバーになるチャンスが訪れました。
「これはステッカーを作るしかない」ということで、寄付してくださった方へのお礼の品として、小村先生の原画で「ステッカーを作成しました。

小村先生によるニッポンバラタナゴの原画。ニッポンバラタナゴは日本固有亜種で、絶滅危惧IA類(CR)に指定されています。この美しさを失いたくないです。

小村先生によるニッポンバラタナゴの原画。ニッポンバラタナゴは日本固有亜種で、絶滅危惧IA類(CR)に指定されています。この美しさを失いたくないです。

小村先生の原画の素晴らしいところは、魚が最も美しい状態を緻密で正確なタッチで再現しているところだと思います。というのも日淡は季節(産卵時期)や環境状態によって、その色合いが大きく変化するため、写真では最高の美しさを残すことはとても難しいからです。
ちなみにこのステッカーは耐水性があるので、いろいろな身の回りのものに貼ることができます。

このステッカーを使って、世界でオンリーワンの、オリジナル美しい日淡グッズを作ってみてはいかがでしょうか。

Macbook Airには沢山の淡水魚でにぎやかに。ニッポンバラタナゴがリンゴを食べているのが私のこだわり。

Macbook Airには沢山の淡水魚でにぎやかに。ニッポンバラタナゴがリンゴを食べているのが私のこだわり。

iPhone7にカワバタモロコのステッカーを貼ってみました。黒い筐体とグリーンの魚のコントラストが美しいです。

iPhone7にカワバタモロコのステッカーを貼ってみました。黒い筐体とグリーンの魚のコントラストが美しいです。

田んぼと生きもの保全「失われる命の色」

【寄付のお願い】失われる命の色 田んぼの魚たちと自然を守るために、ぜひご支援ください!

この記事をシェアする

自然保護室(海洋水産 IUU漁業対策マネージャー、水産資源管理マネージャー)
植松 周平

農学博士。東京大学大学院農学生命科学研究科において水域保全学に関する博士号を取得。その後、経営コンサルティング会社を経て、国際水産資源研究所(現 水産研究・教育機構)に入所。太平洋クロマグロの資源研究を行う。2013年よりWWFジャパンで勤務し、マグロ、カツオ、サンマといった国際水産資源の保全やIUU漁業対策に関わる業務に加え、事業戦略立案や各種業務改善等の社内コンサルタント業務にも従事。2021年には水産庁水産流通適正化法検討委員を務めた。

子供の頃から、田んぼや川、海で遊ぶことが大好きでした。高校生の時、幼少時の遊び場の環境破壊を目の当たりにし、「なんとかせねば」と思い環境保全の道を目指すことに。環境保全とは、生き物だけでなく、人々の生活も守ること。それは、とても難しいことだけど必要なことです。海洋保全研究者だけでなく、経営コンサルタントの経験も活かし、子供たちの未来のために、皆様と一緒に頑張っていきたいです。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP