© David Lawson / WWF-UK

【世界カワウソの日】上野動物園でイベント開催中!


こんにちは、ブランドコミュニケーション室の早崎です。

5月31日は世界カワウソの日です。

この日にあわせて、WWFジャパンと上野動物園では、コツメカワウソのペット利用の問題を多くの人に知ってもらうことを目的に、5/31までイベント「“ウラのカオしおり”で知る、飼育員さんだけが知ってるコツメカワウソのウラのカオ」を上野動物園で開催しています。

ペットとして人気のコツメカワウソですが、その生態や習性、そして絶滅や密猟・密輸といったペット利用に伴うリスクについては、よく知られていないのが現状です。

そんな生態や習性、リスク等を気軽に学べる“ウラのカオしおり”を貼り付けたパネルを上野動物園内に設置しています。

来園された方々はこの“ウラのカオしおり”をパネルから自由にはがして持ち帰ることができます。

”ウラのカオしおり”をはがす来園された方々


“ウラのカオしおり”は全部で3種類。それぞれ異なる「ウラのカオ」を知ることができます。

”ウラのカオしおり”ウラ面が3種類

 

”ウラのカオしおり”は一日 105 枚限定。すべてはがすと、パネルにはより詳しい情報が現れます。

”ウラのカオしおり”は一日 105 枚限定。すべてはがすと、パネルにはより詳しい情報が現れます。

この30年間で30%以上も個体数が減ってしまったコツメカワウソ。

生息地が破壊されていることのほか、ペットブームによって野生から捕まえられたり、密猟されたりしたことも、原因のひとつです。

かわいい!と思う気持ちは素敵なことです。しかし、「かわいい」から「飼いたい」ではなく、「かわいい」から「守りたい」と思ってくださる方が増えてくれることを願います。

WWFジャパンでは、コツメカワウソのほかにも、ショウガラゴ等の小さいサルや、フェネック、スナネコも「飼育員さんだけが知ってる あのペットのウラのカオ」として公開しています。ぜひご覧ください。

また、SNSシェア等で、この問題について広めて頂けると嬉しいです。

「飼育員さんだけが知ってる あのペットのウラのカオ」サイト


イベント概要
「”ウラのカオしおり”で知る、飼育員さんだけが知ってるコツメカワウソのウラのカオ」
日時:2023年5月25日(木)~31日(水) 各日13:00-14:00
場所:上野動物園 東園 動物慰霊碑横
主催:WWFジャパン、上野動物園

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ブランドコミュニケーション室(ソーシャルモビライゼーション)
早崎 あゆ美

学士(経済学)
大学では国際関係を軸とする経済学やマーケティングを学ぶ傍ら、地域のNGOで活動。マーケティングやコミュニケーションの力で、世の中の課題解決に貢献したいという想いから、広告代理店を経て、2020年11月にWWFジャパンに入局。

小さいころから、人権、貧困、環境といった世の中の課題を解決したいという想いが強くありました。自然と行動したくなる、ワクワクする、そんなコミュニケーションを目指しています。散歩とフィルムカメラが最近の趣味。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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