マック・フィレオフィッシュについにMSCが!
2019/12/02
このおなじみのパッケージ、一度は目にされたことがある方も多いことと思います。見慣れたパッケージ、何か違うところがあります。さて、どこでしょう?
答えは、パッケージの側面についた、青い魚のマーク。海のエコラベル「MSC認証」のマークです。
マクドナルド創業時からの定番バーガーという「フィレオフィッシュ」、多くの方にお馴染みのこのバーガーに使われているのは、米国アラスカのベーリング海で獲られたスケソウダラという白身魚です。
海のエコラベルMSC認証は、このスケソウダラが、海の環境や資源に配慮して獲られたことの証です。
欧州や米国、ブラジルのマクドナルドではすでにこのMSC認証マーク付きのフィレオフィッシュが提供されていました。日本も、ようやくこの動きに追いつきました。
多くの人が利用するマクドナルドで、MSC認証マークが多くの人の目に触れ、消費者ひとりひとりが、海の環境を守るための選択をする際の手がかりとなるマークを知ることができるようになることは、歓迎すべきことです。
しかし、日本では、まだ海のエコラベルがついた商品は少なく、マークの認知度も高くありません。
海の環境に配慮した商品の選択肢を増やすためには、それを消費する私たち消費者が、海の環境に配慮した水産物を買いたい、食べたい、という声を発することが後押しとなります。
それは、海の環境を守るためのひとつの意思表示です。
日本マクドナルド社によると、11月から順次、このMSC認証マーク付きのパッケージに変更しているとのこと。
皆さんも、ぜひこうしたMSC認証マーク付きの、海の環境に配慮した製品を選び、その意味を、周りの人に伝えてください。