ASC戸倉かき応援プロジェクト始まりました
2019/01/16
寒い日が続いていますね。やはりこんな日はお鍋が一番です。お鍋の具材はいろいろありますが、定番のひとつがカキではないでしょうか。
カキと言えば、WWFが2011年の東日本大震災より支援をしている宮城県南三陸町のASCカキ「戸倉っこかき」があります。震災ですべての養殖施設を失いながらも、養殖筏をこれまでの3分の1にまで減らし、海の環境を守って養殖を行う決意をしたことで、2016年に日本で初めての養殖の国際的エコラベルであるASC認証を取得することができました。
震災復興からの国際認証取得を果たし、注目されるようにはなりましたが、依然として課題があります。その一つが認証審査にかかる費用の確保です。WWFでは認証取得までの改善サポートだけではなく、その後も経済的にも持続可能である仕組みを作ることが、認証制度を通じて環境に配慮した漁業・養殖業の普及に必要不可欠と考えています。
そこで南三陸町志津川支所の戸倉かき生産部会と地元加工業者である丸壽阿部商店と共同でクラウドファンディングによる「南三陸戸倉っこかき応援プロジェクト」を立ち上げました。
いただいたご寄付は、環境に配慮したカキ養殖の維持費として使われ、また一部はWWFの海洋保全プロジェクトにも使わせていただきます。
また1万円ないしは3万円をご寄付いただいた方には返礼品として、採れたてのASC「戸倉っこかき」をもれなくプレゼント! ぜひご支援をお願いします。
ただし、「戸倉っこかき」がお手元に届くのは3月以降の予定です。その理由はリンク先の「活動情報」をチェックしてください。「戸倉っこかき」の魅力、秘密が分かります。