小泉進次郎環境大臣、9/3国連の温暖化会議で共同議長に!


連日の酷暑や大雨、地球温暖化の脅威が身近に感じられるこの夏ですが、日本は残念ながら過去10数年にわたり、国際社会では温暖化対策に後ろ向きの国と認識されてきました。

しかし9月3日(木)、1997年の「京都会議」以来、20余年ぶりに、日本がホストする国連会議が開催されます!

出典:Platform for Redesign 2020

https://platform2020redesign.org/

これは、小泉進次郎環境大臣が、6月の国連会議で提案したオンライン会合で、大臣は国連気候変動枠組み条約のエスピノーザ事務局長と共に、共同議長も務めます。

テーマは、「各国における新型コロナウイルスからの復興と気候変動・環境対策に関する具体的な行動や知見を共有する」。

未曽有のコロナ禍からの経済回復は、世界各国の最大の関心事ですが、同時に深刻化する一方の気候危機対策もおろそかにはできません。

今こそ、この経済復興策に、脱炭素化へ向けた取り組みと、異常気象などへの強力な対策を取り入れた、より良い社会を築く経済復興策「グリーン・リカバリー」を実現する時です。

そうした各国の取り組みを共有し、「パリ協定」の取り組み強化をお互いにはかっていくこと。それが、このオンライン会合の目的。

すなわち、その議論は、企業にとっても自治体にとっても、最旬の内容なのです!

また、第一級のスピーカーたちが見事な演説を繰り広げる本物の国連会合を、間近に、しかも日本語の通訳つきで(通常は全て英語です)見られることも、この会合の大きな魅力!

3部構成に分かれていますが、特におすすめは、第1部の小泉大臣のオープニング・スピーチはもちろんのこと、都市や自治体、企業の代表が参加して政府とやり取りする第3部の会合がおススメ。

学校や仕事が終わってから見られる時間帯ですので、ぜひご覧になってはいかがでしょうか?

詳しくはぜひ会議ページ Platform for REDESIGN 2020をご覧ください。

開催:9月3日 夜8時~11時
https://platform2020redesign.org/

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専門ディレクター(環境・エネルギー)
小西 雅子

博士(公共政策学・法政大)。米ハーバード大修士課程修了。気象予報士。昭和女子大学特命教授、京都大学院特任教授兼務。
中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005 年に国際 NGO の WWF ジャパンへ。専門は国連における気候変動国際交渉及び国内外の環境・エネルギー政策。2002 年国際気象フェスティバル「気象キャスターグランプリ」受賞。環境省中央環境審議会委員なども務めている。著書『地球温暖化を解決したい―エネルギーをどう選ぶ?』(岩波書店 2021)など多数。

世界197か国が温暖化対策を実施する!と決意して2015年に国連で合意された「パリ協定」の成立には感動しました!今や温暖化対策の担い手は各国政府だけではなく、企業や自治体・投資家・それに市民です。「変わる世の中」を応援することが好きな小西です♪

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生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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