牡蠣の季節、到来!イベントのご案内
2020/10/07
栄養価が高く「海のミルク」と呼ばれる牡蠣(マガキ)ですが、よくRのつく月に食べろと言われます。
まさに10月(OCTOBE ”R”)はマガキがおいしく食べられる季節です。
マガキのほとんどは養殖で作られますが、どこで、どうやって、どのくらいの年月をかけて作られるかご存知ですか?
牡蠣は海中の有機物をエサとしており、海水を浄化する機能があります。
また魚養殖のようにエサを与える必要がないことから、海の環境にやさしい養殖と言われています。
ところが、養殖が過密になると、牡蠣の排泄物によって海が汚れるだけでなく、牡蠣自身が成長不良を起こすようになります。
この過密養殖から脱却し、環境に配慮したカキ養殖へ大きく舵を切った地域があります。
2011年の東日本大震災以降、WWFジャパンが通い続けているプロジェクトサイト宮城県南三陸町戸倉地区です。
戸倉の牡蠣養殖は2016年に日本初となるASC認証を取得しました。
ASC認証とは自然環境と地域社会に配慮した養殖場だけが取得できる国際認証です。
戸倉では津波ですべての養殖施設を失いましたが、その再開にあたって生産量を3分の1以下に減らすという決断をしました。
生計手段が絶たれた中で、収入がさらに減るような決断をしたのはなぜでしょうか。そして、震災から8年が過ぎた今どうなっているのか。
この戸倉の牡蠣について、地元の方からお話をお伺いできるオンラインイベントがあります。
ご案内はこちら!
オンラインイベント「南三陸おいしい旅~たみ子さんのASC認証牡蠣とわかめ編~」
たみ子さんは、戸倉で、夫婦でカキを作る傍ら、海産物の販売を行なっている方です。
応募締め切りが10月11日までとなっています。関心のある方は急いで案内をご確認ください。