8月30日は「国際ジンベエザメの日」!
2022/08/30
幅1.5メートルもある巨大な口で、動物プランクトンや小魚類を、海水ごと吸い込んで食べるジンベエザメ。
もし、ジンベエザメの近くを泳いでいて、うっかり一緒に吸い込まれたら・・・などと想像してしまった、そこのあなた!
安心してください。ジンベエザメの<のど>は、ソフトボールより少し大きいくらいの幅しかなく、人間はもちろん、海鳥なども飲み込まれることは、まずないそうです。
今日、8月30日は「国際ジンベエザメの日」。ただ、いつ、誰が創設したのかなど、詳しいことは不明なのだそう。このあたりのゆるさも、どこかジンベエザメらしいような…。
ただ、ジンベエザメがおかれた状況は、悲しいことに、とても「ゆるい」とはいえません。
ヒレをめあてにした乱獲や、船との衝突、マグロを獲る網にあやまってかかってしまう混獲… そして、海をただようプラスチックごみの影響。
ソフトボール大のせまい<のど>でも、レジ袋などは簡単に通ってしまいます。
ジンベエザメをはじめ、多くの海の生きものを苦しめている、さまざまな危機。その解決に向けた活動を進めていくために、WWFジャパンでは、皆さまにご支援をお願いするキャンペーン「気づいて!海の緊急事態」を展開中です。
一定額以上のご支援をお寄せくださった方には、海の生きものたちが楽しそうに泳ぐ様子を描いたステッカーをさしあげています。そこにはもちろん、ジンベエザメの姿も。
使用済みペットボトル由来の100%リサイクルプラスチック糸を使って織った生地で作られているので、刺繡のような風合いがあります。
スマートフォンや、パソコンに貼るとこんな感じに。
ジンベエザメたちが悠々と泳げる海を守っていくためにも、ぜひ、力を貸してください。どうぞよろしくお願いいたします。