1クリック賛同キャンペーン「ワンヘルスで守ろう、私の大切なもの」がスタート!
2021/01/22
新型コロナウイルスによって生活が一変した2020年が過ぎ、収束の目処が見えない不安の中で、新しい年を迎えました。
一方で、コロナに限らず、新たな感染症によるパンデミックがいつ起きてもおかしくないことは、あまり知られていません。
その背景として、国際機関や専門家は次々と、自然破壊とのつながりに警報を鳴らしています。
そうした中、次のパンデミックを防ぐカギとして国際的に注目を集めているのが、「ワンヘルス」です。
これは、人・動物・生態系(環境)の健康をひとつと捉え、人が健康であるためには、それぞれがバランスよく健全にあるべきとの考え方。
ワンヘルス実現のためには、予防原則のもと、分野を超えた連携が欠かせません。
そこで、WWFジャパンは関係団体とともに、ワンヘルスの早期実現に向けた取り組みへの意志を示す「共同宣言」を公開しました。
広くみなさまに知っていただき、日本における認知の拡大と取り組みの推進を図っていきます。
本日スタートした「ワンヘルスで守ろう、私の大切なもの」キャンペーンでは、みなさまからの1クリック賛同を呼びかけています。
国そして世界の社会・経済への甚大な影響にとどまらず、新型コロナウイルスは、私たち一人ひとりからも、大切な人に会う自由、かけがえのない経験をする機会を奪い、誰しもが何気ない日常に大きな変化を強いられました。
キャンペーンサイトでは、「私の大切なもの」をキーワードに、海外留学からの帰国を余儀なくされた大学生、緊急事態宣言下での出産を経験した母親、この機会に野生動物との関わり方を見つめ直してほしいと呼びかけるカワウソ研究者、逼迫した医療現場を目の当たりにする医療関係者など、さまざまな立場の方のリアルな想いをご紹介しています。
みなさまも、ご自身の「大切なもの」を思い浮かべながらご覧いただき、ぜひ一緒に、ワンヘルスを広めてください。みなさまの1クリック賛同をお待ちしています!(広報・増本)