グリーン・リカバリーの実現に向け「#GoToGREEN プロジェクト」を開始!


こんにちは。広報の渡邉です。
突然ですが、みなさんは「グリーン・リカバリー」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

残念ながら日本ではこの「グリーン・リカバリー」は、ほとんど知られていません。

WWFジャパンは、この考えを日本でも広めるために、本日「#GoToGREEN プロジェクト」を開始しました。

グリーン・リカバリー「#GoToGREEN」プロジェクト

グリーン・リカバリーって?

今年一年は、日本はもとより、世界中の経済や人々の生活に大きな影響があった年でした。

一方で、そんな今年だからこそ、新たに始めた習慣や、趣味などもあるのではないでしょうか?

私は、自宅にいる時間が増えたことで、電気使用量も増えたので自宅の電気の再エネ比率を100%に増やしたり、ゴミの量が増したため、包装されていないもの、もしくは簡易包装の商品を以前にも増して買うようになりました。
他には、カットした野菜の根を水耕栽培で育てて食べてみる、風呂敷包みを持ち歩く、なんてことも。

電力自由化で、今では賃貸住宅でも簡単に再生可能エネルギーを選ぶことが出来ます!
©Jason Houston / WWF-US

電力自由化で、今では賃貸住宅でも簡単に再生可能エネルギーを選ぶことが出来ます!

普段から環境に配慮した生活は心掛けていましたが、生活スタイルがガラッと変化したことで、改めて今までの生活の「当たり前を見直す」きっかけになりました。

私の例は生活の中の小さな変化ですが、こうした流れは、今、コロナ禍からの経済復興策として世界中で「グリーン・リカバリー」として広がっています。

「グリーン・リカバリー」では、コロナ禍からの復興を、単にコロナの前に状況を戻すのではなく、その復興に投じられる智恵と資金を通じて、新しい持続可能な社会を築くことを目指しています。

具体例を挙げると、フランス政府が航空会社エールフランスに経済支援を行う条件に、国内フライトからのCO2排出を2024年までに50%削減や、2時間半未満の代替鉄道手段がある目的地間のフライト削減などを盛り込んでいることがあります。

まさに、社会・経済の「当たり前を見直す」、です!

ぜひ一緒に、グリーン・リカバリーの実現に向かっていただけたら幸いです!(広報・渡邉)

グリーン・リカバリー「#GoToGREEN」

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ブランドコミュニケーション室 メディアグループ長
渡邉 ゆみ

学士(生物学)
卒業後は大手IT企業でデジタルマーケティングの企画立案・実施支援に主に従事し、組織の成果指標の統一化などのプロジェクトも担当。2018年にWWFジャパンのWeb担当として入局し、デジタルメディアの活用と拡大に取り組み、2021年より現職。

人も自然も繁栄していくにはどうしたら良いのかを調べている内に、WWFにたどり着きました。
自然の中でボーっとリラックスしたり、暗い森やナイトダイビングで灯りを消してゾクゾクするのが好きです。好きな動物はゴリラ。好きだからこそミステリアスな存在でいて欲しい気持ちと、もっと知りたい気持ちの板挟み状態です。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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