TRANSIT49号「美しき消えゆく世界への旅」。WWFからもメッセージをお届けしています


こんにちは、広報担当の山本です。

個人的にも大好きな雑誌「TRANSIT」さんと、9月17日に発売された49号でご一緒する機会を頂きました。

今回の特集テーマは、「美しき消えゆく世界への旅」。
気候変動や森林火災、異常気象など人間の経済活動によって美しい地球の姿が消えゆこうとしています。この奇跡的に美しい地球の姿を未来に残すために、人びとの営みと地球について、美しい写真とともに世界を旅しながら考える1冊になっています。

裏表紙でも私たちからのメッセージをお届けしています。この地球は誰のものでしょうか…?

裏表紙でも私たちからのメッセージをお届けしています。この地球は誰のものでしょうか…?

美しき消えゆく世界…。
すごく切ない言葉ですが、WWFが9月10日に発表した「Living Planet Report:生きている地球レポート」でも、過去50年で地球の豊かさは68%も減少したことが科学的にも明らかになりました。

これは、地球がわたしたちに与えてくれる空気、水産物、森林、などの自然資源の生産範囲を超えて、私たち人間が消費する生活を続けてしまっているからです。

地球の限界を無視した生活をこのまま続けてしまうと、美しき消えゆく世界の先にはどんな悲しい世界が待っているのでしょうか?

人間だけの都合で進化する時代を終わらせ、自然環境と折り合いをつけながら回復に向かってゆく時代になっていかなければなりません。

WWFジャパン事務局長東梅の「自然と人間の新しい関係」についてのインタビュー記事も掲載されています。
© WWFジャパン

WWFジャパン事務局長東梅の「自然と人間の新しい関係」についてのインタビュー記事も掲載されています。

WWFジャパン事務局長東梅の「自然と人間の新しい関係」についてのインタビュー記事も掲載されています。

「消えていく」かどうかは、わたしたちひとりひとりの行動にかかっています。無数の生命と、この地球を分かち合うために、まずは知るべき事実をこの一冊を通じて知って頂けると嬉しいです。

今回の特集をテーマにイベントなどの企画も実施予定になっています!SNSなどで随時ご案内をさせて頂きます。

(9月18日追記)
オンラインイベントが決まりました!

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WWFジャパン ブランド・コミュニケーション室 メディア グループ長
山本 亜沙美

大学時代の専攻していた海洋生物学をきっかけに、絶滅危惧種や環境保全活動に興味を持ち始める。2005年卒業後、米セントラルフロリダ大学院にて生物学を学び、2007年に卒業。卒業後、航空会社にて運行管理のオペレーション業務に携わった後、2010年にWWFジャパン自然保護室アシスタントとして入局。2013年より広報・プレス担当として、取材対応、記者発表などをはじめとしたメディアリレーション、イベント企画・運営などに携わる。2018年7月からメディアグループ長として、広報全般・WWFジャパンのブランドコミュニケーションを担当する。

海洋生物学が専門のリケジョな広報プレス担当です。人の心に響くものはいつの時代も変わらずですが、今は伝える手法が多様化しつつあります。情報のトレンドを追いかけ、常に一歩引いた視点で物事を見るように心がけています。休みがあればスクーバ&スキンダイビングをしにどこかの島に行っています♪

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生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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