今日は「パキダム(サイとアフリカゾウ)」の日!
2024/09/22
9月22日は、「世界サイの日」。
サイに思いを馳せ、保全策が進むよう願う日です。
そして、私が担当するゾウの保護プロジェクトの現場である、タンザニアでは、この日は「アフリカゾウの日」でもあります。
サイとゾウは、その厚い皮膚が特徴的なため、18世紀には「厚皮目(こうひもく:Pachydermata)」という、同じ生物のグループに分類されていました。
今では、サイは「奇蹄目」、ゾウは「長鼻目」と、別々に分類されていますが、WWFではこの2種を、厚皮類の名称から採った「パキダム(Pachyderm)」という愛称で呼んでいます。
タンザニアでは、このパキダム、クロサイとアフリカゾウが同じ生態系の中で共存していることが多く、また、密猟や、生息地の分断といった共通の危機にもさらされているため、同一の取り組みが、両種の保全に繋がっています。
このパキダムたちが直面する課題を解決し、地域の住民たちと共生していけるように、タンザニアのスタッフとタッグを組んで、これからも取り組みを進めていきます!