世界湿地の日セミナー開催(動画あり)
2022/02/02
今日2月2日は、国際的に重要な湿地に関するラムサール条約が締結された「世界湿地の日」です。
これを記念して、昨日2月1日、日本最南端のラムサール条約湿地である沖縄県・石垣島の名蔵アンパルと名蔵湾の生物多様性の豊かさを紹介し、その上流域で計画されている大規模ゴルフリゾート開発の環境課題について報告するセミナーを開催しました。
各分野の最先端の研究成果も踏まえた解説や、名蔵アンパルと名蔵湾の素晴らしい自然の風景、そこに生息するたくさんの生き物たち、そして石垣に伝わる古謡「あんぱるぬゆんた」も紹介され、非常に充実したセミナーとなりました。
セミナーの録画はこちらで視聴できます
SDGsが目指す「持続可能な開発」というのは遠い国の話ではなく、日本国内の貴重な自然をまもるために今まさに求められています。その実現には程遠い現実もあり、このままでは豊かな生物多様性の価値が次世代に継承されなくなるおそれがあると痛感しています。
今回のセミナーが、この問題により多くの方がご関心を持つきっかけになればと願っています。
なお、アンパルの自然を守る会と我がーやいまの自然環境を考える会によるオンライン署名活動も全国に広がりを見せており、継続して実施中です。ご賛同頂ける方はぜひご参加ください。
▼詳しくは、「アンパルの自然を守る会」公式Twitterをご覧ください:https://twitter.com/save_amparu
※上記Twitter のプロフィールで紹介されているChange.orgのサイトから署名を送信すると、自動的にChange.org運営会社への寄付をお願いする画面が表示されますが、これは任意です。署名のみ行うことも可能ですので、ご了承ください。
(野生生物グループ 小田倫子)