カタール・ドーハより COP18始まりました
2012/11/27
温暖化・エネルギー担当の山岸です。
カタールのドーハに来ています。
毎年末に恒例の、国連の地球温暖化に関する国際会議(COP18)が始まりました。
この会議の会議場は毎年、日本で言うと幕張メッセのような場所や、巨大なホテルを使うのが常ですが、今回の会議場は特に大きい感じがします。実 際、歩き回るだけで疲れる!?
それでも、一歩外に出ると不思議な街で、ホテルとかは先進国顔負けですが、外は「発展途上」国の雰囲気。あちこち工事していて、少しほこりっぽ く、町ゆく人々も一見無愛想に見えるのですが、意外に気さくだったりします。
初日の会議、まずはオープニング・セレモニーが行なわれました。
昨年の南アフリカ・ドーハでのCOP17の議長に続き、今回のCOP18の議長、そして、国連気候変動枠組み条約の条約事務局長が、次々に挨拶の スピーチを行ないました。
いつもと同じような展開ではありましたが、一つ面白かったのは、事務局長が「金曜日にちゃんと終わることで、歴史に名を刻もう」(いつも話がまと まりきらずに、会議が延長になるのが常なので)と、冗談とも本気とも言える口調で言っていたことでしょうか。
予定終了日の12月7日まで、進展ある会議になることを期待したいと思います。