Bリーグにて自然エネルギー100%ゲーム!が実現
2019/03/28
3月24日、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム、横浜ビー・コルセアーズ対栃木ブレックスの試合で、当日使用される電力をすべて自然エネルギーでまかなう企画が実現しました!
これは、いよいよ今週末3月30日(土)に迫った、WWFの世界的な環境イベント「EARTH HOUR(アースアワー)」の関連企画として開催されたものです。
「自然エネルギー100%ゲーム 〜風と海賊 DAY〜」と銘打たれたこの試合では、会場の照明、音響、空調、必要な電力をすべて、横浜みなとみらい地区の対岸で稼働している、高さ78m、羽の直径80mの大きな風車「ハマウィング」で発電。
試合前には、大型ビジョンの映像とアナウンスで、EARTH HOURの紹介と、自然エネルギー100%でのゲーム開催となることがアナウンスされました。
また、会場内のステージでは、この試合のためにグリーン電力証書を提供した「ハマウィング」の協賛企業や横浜市、試合会場の横浜国際プール、WWFジャパンの関係者らが出席したセレモニーも開催。選手のサイン入りグッズが当たるクイズも実施されました。
地元の横浜市は、2015年にWWFジャパンと連携協定を締結し、温暖化対策をはじめとする様々な環境問題に取り組んでおり、アースアワーにも継続的に参加しています。
そのような中で、横浜市は昨年、温暖化対策のゴールとして「Zero Carbon Yokohama」を掲げ、2050年も見据えた脱炭素化の実現を目指しています。そのためには、市民はもちろん、企業や施設など市内のさまざまな主体の参加と協力が欠かせません。
この日の自然エネルギー100%ゲームは、まさに、スポーツ球団および選手、会場施設、自治体、企業(ハマウィング協賛社)、NGOが連携することで実施できました。横浜市が掲げる「Zero Carbon Yokohama」の実現に向け、スポーツが環境・社会に良いインパクトを与える可能性を示す、貴重な一歩を踏み出す機会となりました。
未来に向けて、地球温暖化を食い止め、豊かな自然環境を守ろう!それは、EARTH HOURの目指す目標でもあります。
3月30日はぜひ、皆さまもアースアワーにご参加いただければと思います。