横浜でIPCCの会議が始まりました
2014/03/25
今日から横浜で、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の会議が始まります。
この会議は昨年9月に、スウェーデンで開催された第1作業部会に続く、第2作業部会の会議で、テーマは、温暖化の及ぼす「影響」、そしてそれにどう対応するかという「適応」。約100カ国から、500人もの人が参加するそうです。
この会議は、国連の会議なので、基本、国の代表(今回は各国が選んだ科学者が中心)にしか発言権はありません。
ですが、WWFやCAN、グリーンピースなどのNGOや、OPECやIAEAなどの機関もオブザーバーとして会議への参加が認められています。なので、ちゃんとWWFの席もあります。
会議場のテーブルに乗っているのは、こういう国際会議の参加者にいつも配られる「会議バッグ」。
会議場の案内やスケジュールなどが入っています。要は会議中の書類入れにどうぞ、というわけです。
ひと昔前は、ナイロン性のビジネスバッグ型が主流でしたが、ここ10年くらいは、少なくとも環境系の会議では、すっかり布製のエコバッグ型にとって変わられました。こんなところにも時代の変化が感じられます。
今回の会議バッグは、千代紙っぽい模様をあしらったデザイン。生地もしっかりめで、なかなかグッドです。
今日から約1週間続く会議で、このバッグもへろへろになってゆくのでしょう。
IPCCの会議は週明けの31日まで。そしてこの週末には、全世界で実施される環境イベント「アースアワー」も開催されます。
会議のゆくえにご注目いただくとともに、「アースアワー」にぜひ、ご参加ください。(広報:佐久間)
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