北海道講演で、素敵な人たちと可憐な野生の草花に出会いました!
2016/10/09
北海道で市民風車などの再生可能エネルギー普及の事業を行なっていらっしゃる北海道グリーンファンドさんのご依頼で、10月1日に講演に行ってきました。
午後1時から札幌市で、午後6時半からは江別市でと、2回講演する強行軍!
しかし、それぞれの会場には50名以上の人たちがお越し下さり、熱心に聞いてくださいました。
質問もたくさん出て時間切れになる盛況ぶりで、小西の新刊「地球温高は解決できるのか」も完売しました! ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
たくさんの方にお会いした中でも、特に心に残ったのは、パンダクラブ北海道の代表で、40年来のWWF会員でもある、長屋貞夫さんのお話です。
パンダクラブ北海道は、定期的な自然観察会など、地域に密着した活動を続けている市民団体で、長年にわたる円山動物園での街頭募金を通じてWWFジャパンの取り組みをご支援くださっています。
そのパンダクラブ会報に掲載されている野生の草花があまりにも可憐なので、感心したところ、写真を撮影された長屋さんは謙遜しながら、このように仰ったのです。
「目を向けると花をつけているのが見えるんです。普通は見過ごすところにあえて心を向けると見えてくるものがあるんですね」
なんて素敵な言葉!季節が移り替わるにつれて、ひっそりと花咲く小さな自然。そんな小さな幸せに目を向ける姿勢に、すっかり感激した小西でした。
思えばすぐに実行するのが小西のいいところ(?)で、さっそく翌日のフライト前に札幌市内に残る原生林へ。
可憐な草花の写真を撮ってきました。
長屋さんの言葉通り、ひっそりと咲くこれらの花はともすると見過ごすのですが、じっと目を向けると見えてくるんですね♪
北海道グリーンファンドとパンダクラブの皆さん、ありがとうございました。心に残った北海道訪問でした!(温暖化担当 小西)