BEEプログラム:ユース13名が石垣島を訪れました!
2024/10/17
2024年8月にスタートした次世代環境リーダー育成プログラム「BEE」(BEEプログラムの詳細はこちら )。プログラムの一環としてフィールドワークが開催され、ユース13名がWWFジャパンが長年地域に根差した環境保全を行ってきた沖縄県石垣島・白保を訪れました。
2泊3日のフィールドワークの中でサンゴ礁環境の悪化要因となる赤土流出の対策現場の視察や、料理・工芸といったサンゴ礁文化体験、地域のみなさんとの交流会などを実施。そこから得た情報をもとに、白保の自然環境をとりまく現状分析や、地域のステークホルダー分析を行い、自然と社会のつながりと課題を多角的かつ本質的に捉え、周りを巻き込む環境保全事例を学びました。
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赤土が溜まる「沈砂池」を見学するユース。質問が後を絶ちません。
環境・社会課題の解決のためには、課題を取り巻く人々と地道な対話を通して関係を構築することや、地域の社会・文化・歴史などを深く理解することが欠かせません。今回の石垣島でのフィールドワークはユースそれぞれが、改めて自身の事業モデルや地域との関わり方を改めて見直すきっかけとなりました。
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WWFジャパンが行ってきた赤土流出のモニタリング方法について学ぶユースたち。
また、移動時間や各日の日程終了後もわいわいと話がやまないほど参加者間の距離がグッと縮まり、異なる興味関心、専門領域を持ったユースが集まる”BASE“としてのBEEプログラムの良さが存分に発揮された2泊3日でした。
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一日の終わりには、その日に学んだことや考えたことをシェアしました。
運営スタッフとしてもユースそれぞれの個性と魅力をさらに深く知ることがきました。フィールドワークでの学びを糧に、残り4か月間でさらに事業案がブラッシュアップされていくことを期待しています。