©Global Warming Images / WWF

エネルギーで日本の未来を描く、高校生ワークショップを開催!


12月19日、気候変動とエネルギーをテーマにした、高校生対象の特別ワークショップ「選ぶ!私たちの未来とエネルギー」を開催しました。

教育分野においてもSDGsへの関心が高まるなかで、WWFでは一昨年から高校生を対象に、気候変動とエネルギーをテーマとしたワークショップを開催しています。

気候変動問題とその対策に向けた国際的な動きなどをWWFの専門家から学ぶとともに、後半には、参加者同士がグループを組んでディスカッションを交わす、交渉疑似体験型のワークショップです。

昨一昨年引き続き、第4回目の実施となる本ワークショップには、約30名の高校生が全国津々浦々の高校から参加。今年はコロナ禍の状況を踏まえ、オンラインでの実施となりました。

©WWFジャパン

画面越しであったにも関わらず、参加者からは活発に意見が飛び交い、「2030年の日本をどのようなエネルギー源で支えていくか?」のテーマについて、経済面・安全面・環境面など様々な視点・観点から、とるべきエネルギー源の選択肢について闊達な意見が飛び交いました。

またワークショップ終了後にも、参加者からエネルギーに関する質問に加え、将来環境分野で働くことへの質問があるなど、参加者とスタッフ間での交流の場となりました。

今回も定員を超えての申し込み希望があったことから、WWFでは、次回開催に向けて準備を進めていく予定です。

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自然保護室(気候・エネルギー)
市川 大悟

学士(農学)
準学士(機械工学)
高等専門学校で機械工学を専攻後、大学で環境学を修了。卒業後は工学分野の知識を活かし、環境分野とも関わりの深いエネルギー分野のエンジニアを経て、2012年にWWF入局。以降、再生可能エネルギーのプロジェクト担当者として活動。

子どもの頃にどっぷり遊び漬かった田舎の原風景。その自然をこれからも残したいと考えてWWFに。元は畑違いのエンジニアですが、逆に培った工学の経験と環境の知識を糧に、エネルギー面から環境問題の解決に貢献したいと考えています。主な活動は、地域での再生可能エネルギーの導入を手助けすること。モデルプロジェクトの組成や、合意形成の援助、国の制度を変えるための政策提言などを行っています。
人と自然が共存できる社会を、皆さんにお見せできるよう、これからも頑張っていきます!

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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