ラムサールCOP11報告(番外編)WWFルーマニアの歓迎


ラムサール条約会議(COP11)が開かれているルーマニアのブカレストより、自然保護室の安村です。

ちょっと会議場を離れたところからの投稿です。

先日の晩、WWFルーマニア主催のウェルカムディナーがありました。

これはこうした国際条約会議が開かれる場合のホスト国、つまり今回で言えばルーマニアということになりますが、その国にあるWWF事務局のスタッフたちが、会議のため世界中から集まってくる、海外のWWFの仲間たちを歓迎する、という内輪のイベントです。

私も日本のWWFからのメンバーとして参加したのですが、これが良かったのです! 場所も、レストランのような所ではなく、WWFルーマニアのスタッフの知り合いの方の個人宅。いわゆるホームパーティーだっのですが、この建物がまたエコハウスで、とても素敵でした。

WWFインターナショナル事務局長のジム・リープが、初めてルーマニアを訪れたということもあったのか、WWFルーマニアの面々のおもてなしも、えらく気合いが入っており、料理もたぶん食材もかなりこだわっているであろう手料理で、素晴らしいものでした。

ちなみに、条約会議の会議場で食べられる食事(COPメシ)は、個人的な好みからいうと、とても「残念」なものばかりなので、これは本当に嬉しい食事でした。

今回の会議には40名近いWWFスタッフが各国から集まって参加していますが、この仲間たちと一緒に、引き続きがんばってゆきたいと思います。

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自然保護室長(淡水・リーダー開発・PSP)
安村 茂樹

修士(生物化学・早稲田大学)
サンゴ礁センター駐在時に地域住民主体の環境調査を立ち上げ(現在も石垣島、久米島で継続中)。南西諸島域にて、多分野の研究者と協働した野生生物有害化学物質汚染調査、生物多様性評価調査を指揮。GIS手法を用いた保全重要域図は生物多様性条約で示されたEBSAに、野外調査ではオキナワトゲネズミ再発見や久米島沖のサンゴ大群集発見に寄与。UNEP/GEF黄海プロジェクトと連携した日中韓湿地保全活動をリードし、2020年より緊急支援や淡水・教育活動に関わる部門を統括。

沖縄のサンゴ礁と森、中国・韓国の干潟の保全に従事。国際会議でサイドイベント主催やロビー活動をする機会をいただきました。国際、環境、NGO-この3ワードが合わさるWWFで、何をすべきか考え、その仕事の醍醐味を実感し、行動する。そんな機会を一人でも多くのスタッフに提供したいです。晴れの日に気が向いたら、自転車で通勤し、休みは、川でカヌー漕いでいます。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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