[COP10関連] 「2020年目標」を確かなものに!EU議員団と意見交換


こんにちは。WWFヨーロッパ政策オフィスのサンドラ・ジャンです。
COP10も2週目に入り、明日から始まるハイレベル交渉(閣僚級会合)に向け、各国の動きも慌ただしくなってきました。

WWFでは今日、ヨーロッパ連合(EU)議会の議員団をWWFブースに招き、今後の交渉に向けて必要な課題解決やキーポイントについて、意見交換をしました。

開始は9時半。配布する資料など揃えて待ち受けていると、まず5人の若手議員が到着しました。「お、小学校に戻ったみたいだ!」とはしゃぎながら、横並びに席についた皆さん。しかし、肝心の議員団の団長さんが、なかなか現れません!

挨拶に立つWWFネットワーク総裁のヨランダは、9時45分から日本政府との会談があるため、間に合うかどうかあせり始めた頃、「先に始めてください」との連絡が。早速始めることにしました。

最初は楽しげだったEU議員団の方々も、話題が「2020年目標」の核心に入るや、熱心に質問や意見を述べはじめ、リラックスした中にも、真剣な意見交換となりました。
すぐに、議員団長も到着。会談は一時間近くに及びました。

多くの国の集合体であるEUは、今回のCOP10においても、重要なステークホルダーです。ぜひ、議論を前向きに引っ張っていって欲しいと思いますし、同時に、議長国である日本政府にも、強いリーダーシップを期待したいと思います。(WWFジャパン取材・編訳)

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EU議員団との意見交換。これも一種のロビー活動です。

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会談の後、皆さんWWFブースで募っていた短冊にも意見を記して、しっかり笹に願いを託してくれました。この短冊は今日の午後、議長国である日本政府と、生物多様性条約の事務局に届けられます。

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