鳴門市で再生可能エネルギーのシンポジウムを開催します!


こんにちは、温暖化担当の市川です。
今月24日、WWFが徳島県鳴門市で取り組んでいるプロジェクトについて、現地で初めてとなるシンポジウムを開催することになりました!

地域で太陽光や風力などの再生可能エネルギーを広げる取り組みに携わっている、著名な方々にもご登壇いただき、地元の環境に合った自然エネルギーのあり方を、参加者の皆さまともご一緒に考えたいと思います。

こうした地域の連携による取り組みについては今、国内の各地でも活発な議論が行なわれるようになっています。

先日、石川県金沢市で開かれた、再生可能エネルギーに関する全国フォーラムに参加させていたのですが、この中の『自治体・NPO・住民等の連携による再エネの普及』の分科会でも、とても参考になるお話を聞くことができました。

特に感じたのは、地域が主体となり、再生可能エネルギーの事業に取組んでいくためには、資金面でも、トラブルの予防面でも、多くの関係者が参画し、協力することの重要さです。

また、そうした認識がこれまで以上に広がりつつあることも、たくさんの人が参加する分科会での議論を通じて、強く実感させられました。

今後、地域が連携しながら、再生可能エネルギー事業と、豊かな自然を守ることを両立させていくには、その場所に住む一人ひとりの方々が、自然エネルギーとは何か? を、考え、理解を深めてゆくことが欠かせません。

今回、私たちが開催するシンポジウムも、鳴門におけるその第一歩となれるように、頑張りたいと思います!

イベントの詳細はこちら(県外からのご参加も大歓迎です!)

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自然保護室(気候・エネルギー)
市川 大悟

学士(農学)
準学士(機械工学)
高等専門学校で機械工学を専攻後、大学で環境学を修了。卒業後は工学分野の知識を活かし、環境分野とも関わりの深いエネルギー分野のエンジニアを経て、2012年にWWF入局。以降、再生可能エネルギーのプロジェクト担当者として活動。

子どもの頃にどっぷり遊び漬かった田舎の原風景。その自然をこれからも残したいと考えてWWFに。元は畑違いのエンジニアですが、逆に培った工学の経験と環境の知識を糧に、エネルギー面から環境問題の解決に貢献したいと考えています。主な活動は、地域での再生可能エネルギーの導入を手助けすること。モデルプロジェクトの組成や、合意形成の援助、国の制度を変えるための政策提言などを行っています。
人と自然が共存できる社会を、皆さんにお見せできるよう、これからも頑張っていきます!

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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