スマートシティづくりをめざす「Sustain Café」にて


こんにちは。WWFジャパンでボランティアをしている趙思嘉(チョウ・シカ)です。

私は普段、東京大学の環境学院生二年生として、千葉県柏市の柏の葉キャンパスに通っているのですが、この柏の葉地区では今、スマートシティづくりが推進されています。

私が代表をやっている「東京大学スマートシティアライアンス」という学生団体でも、海外からの視察者にこの町をスマートシティとして紹介する、多国語ガイドを実施。

「環境」、「産業」、「健康」に関わる課題に取り組みながら、より「持続可能な社会」を築いていくために、さまざまな人たちによる協力が行なわれています。

また私たちの団体では、NGOのスタッフの皆さんに、持続可能性にちなんだ話をしてもらう「Sustain Café」も、定期的に開催しています。

先月には、WWFジャパンのスタッフの皆さんにも来ていただき、講演とミニワークショップを行なってもらいました。

テーマになったのは、黄海の渡り鳥とアサリ、南三陸の藻場・干潟とカキ、ロシアのトラと木材、そしてインドネシアのオランウータンとパーム油について。

こうした具体的な例をあげ、自然と産業のつながり、現場の経験を紹介してもらいました。

また、出席した10カ国以上の留学生たちが、それぞれの出身国の絶滅危機種、主要な産品と輸出先を考え、世界地図の上に書き込むミニワークショップも実施。

原産国から輸出国までの矢印が入り組んだ地図を前に、どのように希少種や資源を保全し、持続可能な社会を創るのか、にぎやかな討論ができました。

現場での知識がまだ足りない学生にとって貴重なお話を聞く機会となった。今回のSutain Café。

WWFジャパンの皆さん、参加いただき、本当にありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

学術背景が異なる20名の留学生が参加。国籍は、日本、中国、アメリカ、ロシア、インド、パキスタン、スウェーデン、サモア、コロンビアなど10カ国以上になり、出来上がった世界地図も賑やかになりました。

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