©Asami Yamamoto/WWF Japan

世界のWWF!ブータン王国編


たまにはちょっとゆるめのネタを。
先日、旅行でブータンへ行く機会がありました。

ブータンと言えば、経済面のみに偏らない、国民の暮らしの豊かさを示す「国民総幸福量」という独自の考え方を国家の指標として打ち出しています。

©Asami Yamamoto/WWF Japan

ブータンの国民は経済的な豊かさよりも、おいしいご飯が食べられ、寝るところがあって、家族が健康でいるなど精神面での豊かさを大切にしています。

ブータンでは、その幸福度を上げる要素のひとつとして自然環境が位置付けられ、自然保護の先進国としても世界的に認められている国です。

ブータンは、北部にはヒマラヤ山脈などの4,000メートルを超える高地帯、南部に向かって標高は下がってゆきインドに接する地域は、亜熱帯が広がっています。このような幅広い標高と気候のおかげで、ブータンに生息する動植物の多様性はとても豊かです。

©Asami Yamamoto/WWF Japan

バスでの移動中に出会ったグレーラングール。

WWFもブータンにオフィスを構え、この豊かな生物多様性を保全する活動をしており、そんな活動の様子を、訪れた各所で目にしました。

ラムサール条約にも指定されており、オグロヅルの越冬地としても有名なポブジカ谷。WWFジャパンも過去に支援した経緯のあるこの村では、オグロヅルの安全の為、電線を地下に敷設しています。ビジターセンターの展示にもパンダロゴが!

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街の郵便局に行ってみると、少し古いけれど、コレクターにオススメなWWFの記念切手も。

©Asami Yamamoto/WWF Japan

そして、ブータン観光のハイライトの1つタクツァン僧院までの山道にも、鳥やトラ、ヒョウなどの重要な生息地であるという看板がありました。もちろんパンダロゴも!

©Asami Yamamoto/WWF Japan

海外に足を運ぶたびに目にするパンダロゴ、国は違えど世界中の多くのみなさまにご支援を頂き、活動を続けられているのだなと、異国で気を張りながらの中ではありますが少し心がゆるむ瞬間でした。

みなさまもぜひ旅先で見つけたWWFのパンダがあれば教えて頂けると嬉しいです!(広報山本)

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WWFジャパン ブランド・コミュニケーション室 メディア グループ長
山本 亜沙美

大学時代の専攻していた海洋生物学をきっかけに、絶滅危惧種や環境保全活動に興味を持ち始める。2005年卒業後、米セントラルフロリダ大学院にて生物学を学び、2007年に卒業。卒業後、航空会社にて運行管理のオペレーション業務に携わった後、2010年にWWFジャパン自然保護室アシスタントとして入局。2013年より広報・プレス担当として、取材対応、記者発表などをはじめとしたメディアリレーション、イベント企画・運営などに携わる。2018年7月からメディアグループ長として、広報全般・WWFジャパンのブランドコミュニケーションを担当する。

海洋生物学が専門のリケジョな広報プレス担当です。人の心に響くものはいつの時代も変わらずですが、今は伝える手法が多様化しつつあります。情報のトレンドを追いかけ、常に一歩引いた視点で物事を見るように心がけています。休みがあればスクーバ&スキンダイビングをしにどこかの島に行っています♪

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