COP17ダーバン発、コンセントとプラグが合わない!?


南アフリカ・ダーバンから、温暖化担当の小西です。海外の会議では、よく思わぬトラブルに遭遇することがあります。

今回のCOP17でもありました。初日、ホテルに着いて旅装を解き、メールをチェックしようとプラグを差し込もうとした時です。私は、驚きのあまり声を失ってしまいました。
日本から持参したプラグがコンセントと合わないのです! 国際会議に欠かせない「全世界対応プラグ」のマニュアルには、「これひとつで全世界の原電コンセントに対応!」と書いてあり、南アフリカ共和国も含まれているのに!

パソコンと携帯電話が使えなければ仕事になりません。電気はそこまで来ているのに!

この日はホテルからプラグを借りてしのぎましたが、どうも不安なので、これから日本を発つ会議関係者の方に、空港で南ア対応のプラグを買ってきてもらうことにしました。

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ダーバンの空の下。そういえばバンコクの会議の時も大変だったな~

数日後、ホテルくの食料品店で「プラグは要らないか」と問われました。
会議関係者の多くがプラグを求めて走り回っているという噂がこの界隈に広まり、この店でもプラグを売ることにしたのだそうです。いかに多くの会議関係者がプラグで苦労しているかがわかりました。

ヒヤヒヤさせられた今回のトラブル。インターネットへの接続と、交通手段の確保は、どこの国でも私たちに試練を与えてくれます。

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専門ディレクター(環境・エネルギー)
小西 雅子

博士(公共政策学・法政大)。米ハーバード大修士課程修了。気象予報士。昭和女子大学特命教授、京都大学院特任教授兼務。
中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005 年に国際 NGO の WWF ジャパンへ。専門は国連における気候変動国際交渉及び国内外の環境・エネルギー政策。2002 年国際気象フェスティバル「気象キャスターグランプリ」受賞。環境省中央環境審議会委員なども務めている。著書『地球温暖化を解決したい―エネルギーをどう選ぶ?』(岩波書店 2021)など多数。

世界197か国が温暖化対策を実施する!と決意して2015年に国連で合意された「パリ協定」の成立には感動しました!今や温暖化対策の担い手は各国政府だけではなく、企業や自治体・投資家・それに市民です。「変わる世の中」を応援することが好きな小西です♪

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環境保全団体です。

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