バード・オブ・パラダイス


広報の三間です。
今、私の手元に、こんな本があります。

『The Bird of Paradise and Bower Birds』

縦横40×30センチを超える、カバーつきの大型本。洋書の図鑑です。

『バード・オブ・パラダイス』というそのタイトル通り、これはオーストラリアとニューギニアに生息するフウチョウ、つまり「極楽鳥」と、ニワシドリ(Bower Bird)の本。

1種について1ページを占める大きなイラストがそれはそれは素晴らしいのです。たまに開いては、パソコンの画面ばかり眺めてコチコチになっちまった頭と神経を、癒していただいております。

初版は1977年。掲載されている情報はすでに多くが古くなっているかもしれませんが、この絵の価値は、100年経っても衰えるものではない。

この本、誰がどこでどうやって調達したものやら、今では皆目分からないのですが、古参スタッフの手から代々引き継がれてきました。

事務局にある、ちょっとしたお宝です。これからも大事にしてゆきたいと思います。

 

「極楽鳥」とも呼ばれるフウチョウ類。美しい羽根を持つものが多くいます

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自然保護室(コンサベーションコミュニケーション グループ長)
三間 淳吉

学士(芸術学)。事務局でのボランティアを経て、1997年から広報スタッフとして活動に参加。国内外の環境問題と、保全活動の動向・変遷を追いつつ、各種出版物、ウェブサイト、SNSなどの編集や制作、運用管理を担当。これまで100種以上の世界の絶滅危惧種について記事を執筆。「人と自然のかかわり方」の探求は、ライフワークの一つ。

虫や鳥、魚たちの姿を追って45年。生きものの魅力に触れたことがきっかけで、気が付けばこの30年は、環境問題を追いかけていました。自然を壊すのは人。守ろうとするのも人。生きものたちの生きざまに学びながら、謙虚な気持ちで自然を未来に引き継いでいきたいと願っています。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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