オランダより
2011/01/17
企画調整室の清野です。冬のヨーロッパ北部は、朝の8時30分でもまだ真っ暗。寒い一日の始まりです。
今、私はオランダで開かれている、WWF各国オフィスのマネージャーを集めた研修に参加しています。
コーディネーターは、さまざまな社会問題を改善するための国際的なリーダーを育成するソーシャルビジネスの団体。
研修は、座学はほとんどなしで、ロールプレイングやらディスカッションやらの実践中心。忙しい日々でしたが、日本とは違う時間の流れの中で、自分を見直す良い機会になりました。
この中で出会ったスタッフを一人紹介します。
スイスにあるWWFネットワークの中心WWFインターナショナルで、人事の仕事に携わっている、ライラ・マラバルさんです。モロッコ出身でご主人はフランス人。
彼女の仕事は、WWFが求める人材の能力や技能の方針に沿って、研修を企画・実施し、そのレビューやフォローを行なうこと。「現場が求めることを具体化し、組織の目的達成に貢献する。ときに活動自体にもアドバイスする」のだそうです。
環境保全の活動は、時代に合わせて変化してゆきますし、求められる資質や技能も変わってきます。それを見抜き、活動をより活性化するためには、現場の理解する頭脳だけでなく、アイデアや活動にたむける心が必要です。
ライラさんもそんな、熱い思いをもったエネルギッシュな方でした!
私たちも負けないように頑張りたいと思います。