オランダより


企画調整室の清野です。冬のヨーロッパ北部は、朝の8時30分でもまだ真っ暗。寒い一日の始まりです。

今、私はオランダで開かれている、WWF各国オフィスのマネージャーを集めた研修に参加しています。

コーディネーターは、さまざまな社会問題を改善するための国際的なリーダーを育成するソーシャルビジネスの団体。
研修は、座学はほとんどなしで、ロールプレイングやらディスカッションやらの実践中心。忙しい日々でしたが、日本とは違う時間の流れの中で、自分を見直す良い機会になりました。

この中で出会ったスタッフを一人紹介します。
スイスにあるWWFネットワークの中心WWFインターナショナルで、人事の仕事に携わっている、ライラ・マラバルさんです。モロッコ出身でご主人はフランス人。

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誰に対してもサポート精神にあふれたライラさん。カメラを向けたらとびきりの笑顔で応じてくれました。「日本の皆さんによろしく」って!

彼女の仕事は、WWFが求める人材の能力や技能の方針に沿って、研修を企画・実施し、そのレビューやフォローを行なうこと。「現場が求めることを具体化し、組織の目的達成に貢献する。ときに活動自体にもアドバイスする」のだそうです。

環境保全の活動は、時代に合わせて変化してゆきますし、求められる資質や技能も変わってきます。それを見抜き、活動をより活性化するためには、現場の理解する頭脳だけでなく、アイデアや活動にたむける心が必要です。

ライラさんもそんな、熱い思いをもったエネルギッシュな方でした!
私たちも負けないように頑張りたいと思います。

 

 

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企画管理室
清野 比咲子

深海生物や昆虫など人間には思いつかない生きものを知るたびに仕事への意欲をキープしています。ワシントン条約会議で世界の人々の真剣な議論を目の当たりにし、自然保護の醍醐味を味わいました。いまは、地球にダメージを与えない新たな時代の暮らし方を模索し、「環境なくして経済なし」と言い続けています。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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