コミットメント企業の取り組み事例

コミットメント(社会への公約)を表明した企業等から、サーキュラー・エコノミーの考え方を採り入れた製品やサービス、共同の仕組みが出てきています。

Uber Eats Japan 合同会社

加盟飲食店がサステナブル容器包装を購入できるポータルサイトを設置

Uber Eats Japan は2023年6月、加盟する飲食店および小売店の皆さまを対象に、サステナブル素材を使った容器包装の販売を行うポータルサイトを開設しました。

ポータルサイト
2023年6月に開設された、Uber Eats 加盟店向けポータルサイト

近年、消費者の間で持続可能性に関する意識の高まりが報告されています。91%の人々が「(購入する商品の)包装が過剰である」と感じ、77%が「よりサステナブルな選択肢のために、購入するブランドを変更したい」と回答した外部調査結果もあります*1。一方、サステナブル素材の容器包装は、従来の使い捨てプラスチック製品と比較し、値段やアクセス面で調達が難しく、特に中小の飲食店にとっては転換のハードルになっています。

Uber Eats は、こうした障壁を取り除くため、加盟する飲食店が簡単にサステナブル容器包装を調達できるワンストップのサービスとして、本ポータルサイトを運営していきます。販売される容器包装商材は、第三者機関の監修のもと、 Uber Eats が独自に策定するサステナブル基準に従って選別されます。

Uber Eats は、本サイトの開設・運営を皮切りに、国内のオンラインデリバリー業界をリードするプラットフォームとして、持続可能性の達成という世界的な課題の解決に貢献できるよう、取り組みを進めていきたいと考えています。今後、ポータルサイトのさらなる拡充を進め、加盟店の皆さまと共に、消費者へのサステナブルな選択肢の提供に注力してまいります。

*1 fabric「Sustainability in Japan 2022」調べ

この取り組みによる効果

Uber Eats は2030年までに、世界中の全ての注文において、使い捨てプラスチックの容器包装をリサイクル素材、堆肥化可能な素材、またはリユース素材に転換する目標を掲げています。さらに、日本を含むアジア太平洋地域では、先行して2025年までに、全注文の80%を達成することを目標としています。ポータルサイトの設置は、この野心的な目標を達成するための第一歩です。