コミットメント(社会への公約)を表明した企業等から、サーキュラー・エコノミーの考え方を採り入れた製品やサービス、共同の仕組みが出てきています。
株式会社ニッスイ
「みらいの海へ」プラスチック製容器包装の見直し
世界の海に存在するプラスチックごみは合計1億5,000万トン、それに加え年間800万トンが毎年新たに海へ流入していると推定されます。さらには、プラスチックは原料が石油であることから地球温暖化問題にも関係するうえ、廃棄物問題とも無関係ではありません。私たちのようにプラスチックを利用する企業には、調達、製品への使用、廃棄といったサプライチェーンの各段階で環境配慮の責任が伴います。ニッスイは社内の「容器包装エコプロジェクト」を中心に、プラスチック削減やバイオマスインキの使用など容器包装における環境負荷低減の取り組みを進めています。2021年3月に、包材への環境配慮を示すニッスイ独自のマーク「みらいの海へ」を導入、家庭用食品を中心に計49品で表示を開始しました。本マークはプラスチック削減など一定の基準を満たした自社商品に表示が可能であり、お客様に環境配慮の取り組みをお知らせするものです。
この取り組みによる効果
ニッスイが販売する製品のプラスチック製容器包装の削減重量33,465 kg(2020年度)