10年ぶりの日本! 初めてWWFジャパンを訪問しました


こんにちは、WWFアメリカで東ヒマラヤ・プログラムを担当しているシュバッシュ・ロハニです。

2012年7月から東ヒマラヤでブータンとインドでのTraMCA(多国間マナス保護区構想)プロジェクトをWWFジャパンが支援することを受け、WWFアメリカも協働を開始しました。

私の母国はネパールですが、ブータンとインドの国境にまたがるこの地域も、同じくヒマラヤの自然に恵まれた場所。世界でも特に多様な生物が暮らすことで知られています。

今回、その現地の様子を日本の皆さんにご紹介するため、11月27日から3日間、日本にやってきました。WWFジャパンの会員の皆さんに、第2回わいるどアカデミー+「ブータンで、WWFが守ってゆくもの~WWFブータン・プロジェクト紹介~」のお話をするためです。

実は私は奨学金を得て、東京大学に留学していたことがあります。
修士の学位を得て帰国し、WWFネパールで働いたあと、より広い「東ヒマラヤ・プログラム」を統括する立場になり、改めて日本への留学が今の自分を作ってくれたと感じました。

お世話になった日本とヒマラヤを何とか繋ぎ、少しでもその恩返しができないかと考えていたので、今回、日本のサポーターの皆さんに話をしてくれないかと頼まれたときは、本当に嬉しく思いました。

そんな訳で10年ぶりに日本へやってきて、皆さんと直に交流できた今回の滞在は、私にとって思い出深い一コマとなり、日本をますます身近な国に感じる機会となりました。

ジャパンのスタッフとも協力しながら、東ヒマラヤでの保全活動を盛り立て、錆びついてしまった私の日本語も頑張ってブラッシュアップしていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします!(自然保護室 岡安聞き取り)

 

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シュバッシュ・ロハニです。WWFジャパン会員のつどいにて

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ヒマラヤの南麓は南へ200キロ程の間に、標高が7500mから150mまで低下。高山帯から熱帯まで変化に富む生態系が広がります。ユキヒョウやガウル、トラ、ゾウ、サイなど、象徴的な大型哺乳類が生息しています。

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今回の訪問では、WWFジャパンのすぐ近くに2つもネパール・レストランを発見!山の多い日本の人たちは、ヒマラヤに特別な想いを抱いていると信じていますが、これもその証拠?かもしれませんね!

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