インドネシアから担当者が来日!スマトラサイ保護プロジェクト報告会を行います


こんにちは、広報の増本です。
2013年、ボルネオ島東カリマンタンで、この地域では1990年代に絶滅したとみられていたスマトラサイが、20年ぶりに発見されました。

熱帯森に設置された調査用のビデオカメラで自動撮影された、泥浴びするその映像は、生きた野生のスマトラサイの姿を捉えたきわめて貴重なもので、世界中で話題になりました。

一度は"幻"とされたスマトラサイを密猟から守るため、WWFは2014年より緊急プロジェクトを開始。

この地域では姿を消したとされていた「幻のサイ」を20年ぶりに捉えた映像。森の中でのびのびと泥浴びをしたり、食べものを探す姿が映っている

このたび、ボルネオ島からWWFインドネシアの担当マネージャー、アリフ・ダタ・クスマの来日が決定、3月14日(土)に報告会を行ないます!

WWFジャパンの担当者とともに、ボルネオ島の現場でいま、どんな活動が進んでいるのか、密猟の発生はくいとめられているのか、わかりやすくご紹介します。

おかげさまで本プロジェクトには、これまでに1,000万円を超えるご支援が寄せられています。

来日するWWFインドネシアの担当マネージャー、アリフ・ダタ・クスマ。通称ダタさん。

彼は、短い期間でたくさんのご寄付をお寄せいただいたことにいたく感動し、次のようなメッセージを送ってくれました。

「大切な自然資源を守り、スマトラサイを守る私たちの取り組みに、たくさんの共感と熱意をお寄せくださった日本の皆さんに、心から感謝します。

皆さんからの応援は私たちにとって大きな意味のあるご支援です。

スマトラサイが発見された森。手つかずの熱帯林が残っている。

この豊かな『ハート・オブ・ボルネオ』に残された数少ないスマトラサイを守るため、熱意を失うことなく、戦い続けます」

自然保護の最前線を担当者の口から直接聞くことのできるまたとない機会です。どなたでも、おひとりさまでの参加も大歓迎ですのでぜひ、お立ち寄りください!

  • おかげさまで、本イベントは満席となりました。たくさんのお申込みありがとうございました。後日、イベントの様子をWWFウェブサイトにてご報告予定ですので、ご関心をお持ちの方はそちらをぜひご覧ください

調査のために自動撮影カメラを設置するWWFインドネシアのスタッフ。

日時 2015年3月14日(土)14:00 ~ 16:00
場所 モンベル渋谷店 5階サロン(東京都渋谷区)
アクセス 渋谷駅より徒歩8分
定員 70名
  • おかげさまで、本イベントは満席となりました。たくさんのお申込みありがとうございました。
参加費 無料
お申込み WWFジャパン広報室 communi@wwf.or.jp
①お名前(複数人参加の場合は代表者のみ) ②参加人数 ③WWF会員か非会員か ④メールアドレス をご記入のうえ、メールにてお申込みください。WWFからの参加受付メールをもってお申込み完了となります。
主催 WWFジャパン

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ブランドコミュニケーション室(ソーシャルモビライゼーション グループ長)
増本 香織

一橋大学社会学部卒、在学中にオーストラリアメルボルン大学に留学し環境学を専攻。在学中に国際保健系NGOでインターン、卒業後は国内オーガニック食材流通の草分け的なソーシャルビジネスでマーケティングを担当。2013年にWWFジャパン入局、広報部門でWeb・SNSの戦略的運用やキャンペーン業務、資金調達部門でのサポーターリレーション業務に従事し、2020年度より現職。ひとりでも多くの方が、地球や生きものたちのためにアクションを起こしたくなるような、気持ちが動くコミュニケーションを目指しています。森林インストラクター、薬膳インストラクター。

大学時代のインターンや前職を含め、ずっとNGOに携わっています。心から貢献したいと思える仕事に就けるありがたさを感じつつ、1歳と3歳の子育てにも奮闘中。上の子は「なんで?」「どうして?」真っ盛りの時期で、「お母さんはどんなお仕事をしているの?」「パンダのお世話?」と聞いてきます(笑)子どもたちの世代にどんな地球が残せるかは、今を担う私たちにかかっています。

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