「活動報告」のむずかしさ
2012/01/26
自然保護室の東梅です。
「自分がやっていることを人に伝える」。その難しさを感じたことはありませんか? 今ちょうど、年に数回おこなっている、WWFジャパンの理事・評議員への活動報告のための作業に追われています。
さまざまな自然保護プロジェクトに携っている、各担当者からレポートを出してもらい、とりまとめる、というわけですが、ただ集めて束ねただけでは意味がありません。
見る側に関心を持ってもらい、理解を深めていただくにはどうすればいいのか。言葉を易しくする、要点を短くきちんとまとめる、バックグラウンドの説明を補足する、写真や図などを入れて理解を助ける、などなど、できる工夫はたくさんありそうです。
ただ、そういう編集の作業に没頭してしまうと、他の仕事が全部止まってしまうので(!)、なかなかそうもいきません。
サポーターの方々も、そうでない方も、また、WWFの関係者であっても、普段私たちが取り組んでいる活動の意味や可能性をお伝えしなくてはいけない、大切な相手であることに変わりはありません。
好みや関心、考え方などは、もちろん人それぞれですが、できるだけたくさんの方に知っていただけるように心がけたいと思います。
会員の方向けの会報誌や、ウェブサイトに日々掲載している記事などについても、ぜひご覧になってみてください。