© Greg Armfield / WWF-UK

47回目の設立記念日を迎えて


皆さまこんにちは!事務局長の筒井です。
本日、9月22日にWWFジャパンは47回目の設立記念日を迎えました。これまでさまざまな応援を賜ってきた全ての皆さまに、事務局を代表し、心からお礼申し上げます。
今年は、苛烈極まる猛暑日の連続、そして豪雨災害に、日本中が震撼しました。
被災された多くの方々には、衷心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧を願っております。
こうした自然の猛威は、人が歴史の中で幾度も体験してきたもかもしれません。
しかし、近年は人の手によって引き起こされた気候変動(地球温暖化)との関係も指摘されるようになってきました。

© naturepl.com / Andy Rouse / WWF

人間には自分たちの行動を客観的に評価し、過ちに気付いて修正する能力がある一方で、「正常性バイアス」という都合の悪い情報を無視したり、楽観視する傾向もあります。
実際に脅威を目の当たりにすると、私たちは超えてはならない「帰還不能点」を既に通り過ぎてしまったのではないか、と不安さえ感じることがあります。
しかし、だからこそ、長い歴史の中で科されたかつてない大きな責任を、私たちは果たしてゆかねばなりません。

最近、国連会議などの場でも、ノン・ステートアクター(非国家主体)と言われる、自治体や企業、私たちのようなNGO(非政府組織)、学術機関などが、当事者意識をもって行動を起こし、お互いの得意分野を生かして対策に取り組むようになりました。
対立や批判から協働に進化させなければ、地球全体の大きな課題には対処できないのです。

©WWFジャパン

COP23でのWWFによるサイドイベント

私たちの世代に与えられた「美しい地球を継承する」という使命を果たすのは容易ではありません。
皆さまのご理解とご支援が必要です。
ぜひ、私たちと一緒に「人類が自然と調和して生きる社会」を実現してゆきましょう。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。

©WWFジャパン

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局長
筒井 隆司

WWFジャパンが中長期戦略を立案し、様々な分野のリーダーとの交流で時代の要請に応えられる団体にする。人事・予算を管理し役員会・APGS・WWFネットワークとの折衝と貢献を担う

長い海外勤務経験を活かし、日本が持続可能な成長に貢献出来るよう尽力したいと思います。せっかく国際環境保護団体にいますので"Be a voice, not an echo"を実践して日本の考えや主張を積極的に発信したいと思います。還暦を過ぎても気持ちは青年を維持したいと思います。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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