8月19日はオランウータンの日
2016/08/19
広報担当の大倉です。
今日8月19日は、「オランウータンの日」です。
東南アジア、スマトラとボルネオの島に生息するオランウータン。
森の中でのんびりしている姿を思い浮かべる人も多いでしょう。
眠るときには、毎晩、枝を折り葉を敷き詰めた、「ネスト」と呼ばれる寝床を、高い木の上にこしらえます。
実は、この動物は、60年ほどのあいだに個体数が半減し、絶滅危機種になっています。
その大きな原因のひとつは森の減少です。
スマトラ島やボルネオ島では今、大規模な森林の伐採が続き、生息地が失われています。
伐られた木は、木材や紙の原料になります。
さらに、森が伐採された場所には、パーム油を採るためのアブラヤシが植えられたり、紙の原料になるアカシアが植えられています。
こうして作られた木材や紙、パーム油が、日本にもたくさん輸出されているのをご存じでしょうか?
森がないと生きていけないオランウータン。
彼らの住む東南アジアの森は、わたしたち日本人の暮らしとつながっています。
「オランウータンの日」である、今日一日。
この森を守るためにできることを考えてみませんか?
このウェブサイトに、そのためのヒントがたくさん載っていますよ。
地球から、森がなくなってしまう前に。
森のない世界では、野生動物も人も、暮らしていくことはできません。私たちと一緒に、できることを、今日からはじめてみませんか?