自家発電がなくてもグリーン電力が使えます


総務担当のヨシダです。
「2011年7月1日~2012年6月30日 98,395 kwh自然エネルギーの発電が行なわれたことを証明します」と、書かれた「グリーン電力証書」が先日、事務局に送られてきました。

東京と石垣島にあるWWFの事務局が、1年間に使った電力量に相当する自然エネルギーを購入しました、という証明書です。

といっても、事務所の屋上に風車が立ってるワケではありません。
そこで「証書」を購入すると、その分「再生可能な自然エネルギーによる電力を使用した」と見なされる「グリーン電力証書制度」を使っているのです。

この制度は他にも利点があって、二酸化炭素を排出しないなど、グリーンな付加価値を持つ自然エネルギーの普及を支援できる仕組みになっています。

太陽光、風力、バイオマスなど、証書の種類もたくさんあり、電力量の大きさによって価格もさまざまなのですが、いずれの証書の購入費用も、自然エネルギー事業に充てられるのです。

今回は、うちの温暖化担当者とも相談し、最終的に信頼できる会社の中から、バイオマス電力を購入することにしました。

当初、高額だと全電力量を購入できないかも、と不安でしたが、意外と安くてほっとするやら申し訳ないやら…

事前に電力使用量を、東京と石垣島、それぞれの事務局で詳しく調べねばならず、またどの証書を選ぶかで、結構大変でしたが、これで「グリーン電力を使っているのだ」と思えることは、やはり嬉しいもんです。

事務局ではこの他にも、待機電力の削減や、LED灯への交換、昼休みの消灯、エアコンの使用制限などを行なっていますが、証書の購入ふくめ、こうした小さなアクションの積み重ねが、「再生可能エネルギー100%」の未来につながることを期待しています。

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WWFジャパン購入したグリーン電力証書。
東京電力に払う電気料金と別に、この証書を買います。この購入資金は、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギー事業に充てられ、国内の自然エネルギーの普及拡大にも貢献します。

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企画管理室
吉田 昌紀

総務担当。

田舎生まれの田舎育ち。こどもの頃から自然の中で遊ぶことが好きで、自然を守る仕事がしたいと思っていたところ、WWFと出逢いました。海の環境、海の生きものを守るため、頑張ります。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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