イルカさんと『PANDA BLACK』



10月に開かれた「東京デザイナーズウィーク2013」で、WWFジャパンは『PANDA BLACK』という企画を実施しました。

この『PANDA BLACK』は、傷みや汚れのあるお気に入りの古着を、黒く染めることで生まれ変わらせ、リユースしよう、と呼びかけるものです。

その際に、展示用の衣装をご提供くださった、アーティストのイルカさんが、ご自身のホームページで、この企画のことを紹介してくださいました。

イルカさんのブログ

イルカさんは「レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物のリスト)」で知られるIUCN(国際自然保護連合)の親善大使を2004年から務めていらっしゃいます。

WWFジャパンもIUCN日本委員会の加盟団体のひとつですが、イルカさんはアーティストの立場から、NGOの認知度を向上させるための活動を、これまでにもいろいろな形で手掛けてこられました。

イルカさんが毎年夏に河口湖で開くコンサートでも、NGOブースを設置してくださったり、ステージ上から団体名を読み上げてくださったり。

名曲「なごり雪」で幅広い年代から支持されるイルカさんですが、絵本を出したり、着物制作も手がけるなど、芸術家としての才能にも魅了されます。

私たちの取り組みにも、さまざまなご支援をくださっているイルカさんの活動に、ぜひ注目してください。

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PANDA BLACKについて

ご提供いただいた衣装。もともと白い衣装だったもの(左)が、黒く生まれ変わりました(右)。

10月に出展した東京デザイナーズウィーク。中央上がイルカさんの衣装です。

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C&M室 メディアグループ所属
大倉 寿之

メディアを通じた環境情報の発信を担当しています。ESDなど教育に関わる仕事も手がけています。

90年代の諫早干拓問題やオゾン層破壊の話題はけたたましくアラーム音が鳴り響く「警告の赤」。一方、今の温暖化の進行や自然資源の過剰消費は、いつみても「要注意の黄」がともっている状態なのかもしれません。これに慣れっこになってはいけない、そう思いながら、環境ニュースに日々感度の高いアンテナを張っています。

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