世界トラサミットが開かれています
2010/11/24
※2023年6月26日をもって、WWFロシア(Vsemirnyi Fond Prirody)はWWFネットワークから離脱しました。
森林広報担当の古澤です。
今日は「世界トラサミット」についての報告です!
今朝もNHKでニュースが流されていましたが、11月21日から24日までロシアのサンクトペテルグルクで「世界トラサミット(世界トラ保護会議)」が開催されています。これは、その名のとおり、トラ保護のため、各国の代表が集まる会議。その中心人物の一人は、動物好き(?)で有名な(??)ウラジミール・プーチン首相です。
ところでみなさん、世界で野生に生きるトラ、どれくらいいるか知ってますか?
答えは、およそ3,200頭。
野生の生息数を数えることはとても難しいので、あくまで推計ですが、多くても5,000頭あまりといわれています。
3,200という数字が多いか少ないか… 人によって感じ方は違うかもしれませんが、今のこの数字と、急激な減少が続けば、次の寅年には絶滅している可能性も指摘されています。
今回の会議では、次の寅年までに生息数を倍増させる目標と、そのためのアクションプランを決めることが期待されています。WWFも、このサミットの開催には計画段階からに参画してきました。
トラの未来を決める会議といっても過言ではない、このサミット。結果はもうすぐ発表されます!