EARTH HOURに向けて、旅するパンダは徳島県を巡回中


いよいよ迫ってきました、3 月25日は"EARTH HOUR 2017"の開催日です!

この年1回のイベントに向け、今年は、みなさんの地球環境への思いをパンダのぬいぐるみに託し、旅をするSNS企画「#旅する60パンダ」が各地を回っています。

そして日々、東奔西走するこのパンダ集団の60体のうちの1体が、いま徳島の地を巡っています。

みなさん、徳島県というと何を想像しますか?阿波踊り?それとも、すだち? 

いやいや、ここ徳島県は、知る人ぞ知る環境県なのです。
そのやる気たるや名前に表れています。県の環境部署は、その名も「環境首都課」! 

昨年末には、全国で初めての"脱炭素化"を明文化した条例を制定。さらに現在は、各県知事や企業で構成される自然エネルギー協議会の船頭を徳島県が務めているんです。

働くのだ!「愛藍パンダ」

そして、「#旅する60パンダ」の1体がお邪魔したのが、この徳島県の環境首都課です。

「愛藍パンダ」(徳島は"藍"染も有名なので)と命名されたパンダ。首都課から旅立ち、現在は同じ徳島県の「地球温暖化防止学生推進員」にバトンが渡され、旅をしています。

彼ら学生推進員は、市民の温暖化問題への意識を変えさせる、言わば活動家! 

特に徳島県の学生さんは熱心なんです。
一昨年、パリ協定が採択される直前にも、県内で温暖化対策を掲げるパレード活動(アースパレード)を展開。

首都課の方々。真ん中には燃料電池車(FCV)。

全国では、東京、京都、そして徳島がこうした活動を展開していたんですよ!  

血潮たぎる、未来を担う、若き阿波っ子たちが、パンダに更なる地球環境への思いを載せて、3月25日のEARTH HOUR2017につないでくれることを期待しています。(温暖化・エネルギー担当:市川)

関連情報

各地を巡っているパンダたち

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自然保護室(気候・エネルギー)
市川 大悟

学士(農学)
準学士(機械工学)
高等専門学校で機械工学を専攻後、大学で環境学を修了。卒業後は工学分野の知識を活かし、環境分野とも関わりの深いエネルギー分野のエンジニアを経て、2012年にWWF入局。以降、再生可能エネルギーのプロジェクト担当者として活動。

子どもの頃にどっぷり遊び漬かった田舎の原風景。その自然をこれからも残したいと考えてWWFに。元は畑違いのエンジニアですが、逆に培った工学の経験と環境の知識を糧に、エネルギー面から環境問題の解決に貢献したいと考えています。主な活動は、地域での再生可能エネルギーの導入を手助けすること。モデルプロジェクトの組成や、合意形成の援助、国の制度を変えるための政策提言などを行っています。
人と自然が共存できる社会を、皆さんにお見せできるよう、これからも頑張っていきます!

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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