スマトラ・エコツアー締切り間近!
2011/07/28
森林担当の古澤です。
WWFの活動フィールド、インドネシアのスマトラ島をめぐる旅「ゾウのパトロール隊に会いに行くツアー」の申し込みがもうすぐ締め切りです!
かつてスマトラは、島全体を熱帯林が覆う自然豊かな島でした。
深い森は、昔からこの地で暮らしてきた人々はもちろん、トラ、ゾウ、オランウータン、サイをはじめたくさんの多様な動植物をはぐくんできました。
ところが、この島の森林は、たった25年の間に約半分にまで減少。開発や、製紙企業などによる大規模な伐採により、今「世界で最も森林減少のスピードが速い」と言われています。
今回のツアーで訪問するのは、その中でも比較的豊かな森が残っているスマトラ島の南部、ブキ・バリサンセラタン国立公園と、その周辺です。
伐採が深刻な地域からはちょっと離れた地域ですが、それでも、国立公園内に農地や居住地を不法に開拓する問題が起きており、保全が必要とされています。
このツアーでは、そうした保全の現場と、実際の取り組みを見ていただきます。
とりわけ目玉は、WWFが2009年から開始した、訓練されたゾウとゾウ使いによる森のパトロール。国立公園内で、野生ゾウの調査や、人の居住地への侵入を防ぐ取り組みをなどを行なっています。
今回のエコツアーでは、WWFの現地スタッフも皆さまをご案内します。
普段ご支援をいただいている活動を、できるだけ多くの方に、是非、現場で直接見て、感じていただければと思っております。
応募の締切りは7月31日です!
- ※このツアーは終了いたしましました