今を時めく白黒の「あの子」に会ってきました!!!★動画あり


言わずもがなかもしれませんが、今を時めく白黒の「あの子」といえば...

6月12日に上野動物園で誕生した、ジャイアントパンダのシャンシャン(香香)です!

10日毎に公開される成長動画での愛らしい姿や仕草に、心を奪われた方も多いのではないでしょうか?

実はこのたび、まことに光栄なことに一般公開に先立ち12月18日に開催された「シャンシャンの公開を祝う会」の招待状を頂き参加してきました。

小池百合子東京都知事からは、シャンシャンが生物多様性の象徴としてこれからも健やかに成長してほしいとお話しされました。

当日は、小池百合子東京都知事や中国大使館のご担当者様などパンダ業界(!?)のVIPな皆さまをはじめ、いち早くシャンシャンの姿をカメラにおさめようと多くのメディアが集まりました。

式典では、小池東京都知事や、福田豊上野動物園園長よりシャンシャン誕生に際してのご挨拶や、台東区立忍岡小学校の生徒らによる合唱などがおこなれました。

式典終了後、ついに夢にまで見たシャンシャンとのご対面です!

汪婉(おう・えん)駐日中国大使夫人から福田上野動物園園長へシャンシャンの銅像が贈られました

パンダ展示ブースには、前方で竹を食べているシンシンの後方に、大勢の人を目の前に少し緊張しているようにも見えるシャンシャンの姿がありました。

シャンシャンはしばらくするとシンシンの方へちょこちょこと歩み寄り、シンシンの真似をするかのように竹をかじったり、ゴロゴロしたりと微笑ましい姿を見せてくれました。

しかし、このような明るいニュースの反面、野生のパンダの頭数は、わずかに1,864頭。

レッドリストのIUCNでも危急種(VU)に指定され、絶滅の危機に瀕しています。

シンシンの後方でもぞもぞしていたシャンシャンですが...

限られた山地の森に棲み、竹という特定の食物に頼って生きるジャイアントパンダについては、地球温暖化による今後の影響も懸念されています。

「かわいい」だけではない事実にもぜひ目を向けて頂き、少しだけ深くパンダのことを知っていただけたら嬉しいです。

最後に、これからもシャンシャンの健やかな成長を陰ながらお祈りいたします。(広報担当 山本)

シンシンの隣に来て、お母さんの真似っこ♡出血大ファンサービス!?

関連情報

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WWFジャパン ブランド・コミュニケーション室 メディア グループ長
山本 亜沙美

大学時代の専攻していた海洋生物学をきっかけに、絶滅危惧種や環境保全活動に興味を持ち始める。2005年卒業後、米セントラルフロリダ大学院にて生物学を学び、2007年に卒業。卒業後、航空会社にて運行管理のオペレーション業務に携わった後、2010年にWWFジャパン自然保護室アシスタントとして入局。2013年より広報・プレス担当として、取材対応、記者発表などをはじめとしたメディアリレーション、イベント企画・運営などに携わる。2018年7月からメディアグループ長として、広報全般・WWFジャパンのブランドコミュニケーションを担当する。

海洋生物学が専門のリケジョな広報プレス担当です。人の心に響くものはいつの時代も変わらずですが、今は伝える手法が多様化しつつあります。情報のトレンドを追いかけ、常に一歩引いた視点で物事を見るように心がけています。休みがあればスクーバ&スキンダイビングをしにどこかの島に行っています♪

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