パンダフルーツ募金について
2015/01/05
ご参加ありがとうございました!
WWFジャパンでは2014年5月から、株式会社グレイワールドワイドのご協力のもと、都内でのイベントなどの会場で、環境保全活動のため募金してくださった方に、果物をお配りする「パンダフルーツ募金」を行ないました。
この「パンダフルーツ募金」でお配りしている果物は、いずれも各地の農家の方から無償でいただいたもの。
見た目にキズができたり、いびつな形になってしまったもので、市場に出せず、生産現場でそのまま廃棄されてしまうものをいただきました。
売り物にならかった、といっても、色むらがあったり、色が鮮やかでない、という理由で商品として販売ができなかったもの(B級品)なので、中身のおいしさは正規品に劣りません。
食材を見た目だけで選ばず、感謝していただくことは、資源のムダを減らし、環境への負担を減らしてゆくことにもつながる、大事な視点です。
見た目を気にせずに、こうした果物を選んでいただき、消費や環境のことを考えていただくきっかけにしたい。
生産者と消費者をむすびながら、この課題を皆さんに問いかけていく活動として、この「パンダフルーツ募金」はスタートしました。
この「パンダフルーツ募金」は、開催場所と果物のご提供をいただきながら、2015年の春まで継続されました。
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パンダマークの入った雹害果、いびつな果実たち
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ご参加とご協力をありがとうございました!
2015年春を以て、このイベントは終了いたしました。このアクションは、本当にたくさんの方に支えられて、実施されてきました。イベント会場までお越しいただき、募金をしていただいたみなさま、写真をとってfacebookやtwitterで広めていただいたみなさま、このイベントを企画し、パンダマークのついた3輪自転車を制作、運営にも毎回ボランティアでお手伝いいただいたクリエイターのみなさま、主旨を理解していただき、流通にのらない果物を毎回無償でご提供いただきました農家のみなさま、心からのお礼を申しあげます。
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