オーストラリアのアシカくん
2011/01/06
web担当の三間です。次号の会報『WWF』に載せてもらう「レッドリストの動物たち」の原稿を書いています。
今度登場するのは、オーストラリアアシカ、です。
サウスオーストラリアとウェスタンオーストラリアの海岸に生息している海の哺乳類で、最初の保護のための法律が作られたのは、実に1889年! 今から百年以上も昔です。
ところが、いまだに絶滅の危機が去っていません。
かつての脅威は、毛皮を狙った乱獲でした。
その後、狩猟は禁止され、その脅威は、すでになくなりましたが、今はまた、新たな問題に直面しているようです。それは、このアシカだけでなく、アザラシやオットセイなど、他のさまざまな海の哺乳類にも共通した問題です。
これらの生きものたちを知ることは、本当に私たちと海との「付き合い方」を考えさせてくれる、貴重な機会になることを、今回もあらためて感じています。ちゃんと共存できれば、それは、海と私たち人類が、仲良くやっている!という一つの証になるでしょう。
次の会報は、2月の終わりにWWF会員の皆さまのお手元に届きます。
ぜひ、お楽しみに。
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