野外フェス、海水浴…猛暑の影響を受ける夏の風物詩から、 地球温暖化、再生可能エネルギーについて考える 「夏の風物“止” 展」を8月15日~18日に渋谷ヒカリエで開催


公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(東京都港区、会長:末吉竹二郎、以下WWFジャパン)は2024年8月15日(木)〜18日(日)に、猛暑の影響を受ける夏の風物詩から、地球温暖化(気候変動)や再生可能エネルギーについて考える「夏の風物“止” 展」を渋谷ヒカリエ 8/ COURTにて開催します。https://www.wwf.or.jp/event/organize/5699.html

◾︎ 猛暑の影響を受ける夏の風物詩から、国が検討するエネルギー計画に向けて、再生可能エネルギーの増進を求めるきっかけを
地球沸騰化時代とも言われ、今夏も全国的に最高気温が35℃以上の猛暑日が続いています。その背景の一つは、地球温暖化(気候変動)とその要因となる温室効果ガスです。夏の猛暑が今後も続けば、当たり前に楽しんでいた日本の夏の景色に、影響があるかもしれません。「夏の風物“止” 展」は、「夏祭り」「海水浴」「真夏の高校野球」「屋外プール」「野外フェス」など、次世代に残したい日本の夏の風物詩と、それらが受けている猛暑の影響を考察します。

また、温室効果ガスを排出し、地球温暖化を進めてしまう現状や、温室効果ガスが発生しない再生可能エネルギーの可能性についての解説も展示。日本の夏の風景を守るため、化石燃料に依存する現行のエネルギー政策からの転換の必要性をお伝えします。「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」のミニチュア模型もご覧いただけます。

化石燃料由来のエネルギー政策からの転換には、現在、資源エネルギー庁の審議会にて検討が開始されている第7次エネルギー基本計画に、再生可能エネルギー増進が反映されることが重要です。会場では、来場者が賛同の意思表示ができるコーナーも設置。いただいた賛同の声は、企画展示終了後にWWFジャパンから政府審議会などの場を通じて政策決定者に届ける予定です。

◾︎「夏の風物“止” 展」
日時:8月15日(木)〜18日(日)10時〜20時(初日のみ11時半〜/最終日は18時まで)
場所:渋谷ヒカリエ8階 8/COURT(東京都渋谷区渋谷2丁目21−1)
入場:無料
詳細URL:https://www.wwf.or.jp/event/organize/5699.html

◾︎ 展示内容
・ 猛暑の影響を受ける夏の風物詩
(例)
真夏の高校野球:猛暑による熱中症が問題となっており、2023年は甲子園で試合中に、多くの選手や観客が熱中症の疑いで手当てを受けました。試合途中でエアコンのある部屋で休憩する「クーリングタイム」も導入されました。

夏フェス:猛暑の炎天下での野外フェス・ライブは、年々暑さ対策が必須に。熱中症とみられる体調不良を訴える人が出たというニュースも見られるように。

屋外プールの授業:これまで授業で行なっていた屋外プールは、熱中症になる危険性があるため、各地の学校が水泳の授業開始の時期を早める、夏休みのプール開放をやめるといった対策を講じるように。

(C) 市民エネルギーちば

・地球温暖化の原因や再生可能エネルギーの可能性についての解説展示
・「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」のミニチュア模型を展示
・2050年脱炭素社会実現のための「エネルギーシナリオ」の紹介
・第7次エネルギー基本計画に、再生可能エネルギー増進を求める意思表示ができる賛同コーナー

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