恩賜上野動物園にて、Donail(ドネイル)イベントを実施しました
2016/04/15
2016年4月1日、2日の2日間、恩賜上野動物園にてDonail(ドネイル)イベントを実施。来園者の皆さまに、ネイルシールを実際に付けていただきながら、野生生物の保護について、メッセージを伝えました。2日間で、この催しにご参加くださった方の数はおよそ500名にのぼりました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
ネイルシールを貼って、絶滅危惧種の動物たちのことを考える
このイベントは、WWFジャパンが2015年11月より実施しているDonail(ドネイル)キャンペーンの一環で行なわれました。
Donail(ドネイル)とは、寄付を意味するDonationと、Nail(ネイル)を掛けた造語。
絶滅の危機にある20種類の野生動物をモチーフにしたネイルアートを通じ、オシャレを楽しみながら、環境保全や野生生物の保護を訴えるものです。
現在、このキャンペーンでは全国各地のネイルサロンにもご協力をいただき、この20種類の動物のデザインの施術を行なっていただいているほか、特設の募金箱を設置いただいています。
また、WWFでは、このDonail(ドネイル)キャンペーンで取り上げている20種の絶滅危惧種の中から、スマトラゾウ、ユキヒョウ、ホッキョクグマ、アジアアロワナの4種のネイルシールを作成。
WWFジャパンの通販ショップ「パンダショップ」でオリジナル商品として販売を開始しました。
そして、2016年4月1日、2日、このネイルシールを実際に使ってみるワークショップを、恩賜上野動物園で開催しました。
イベントでは、4種のネイルシールの中から1つ、お好きな柄を選んでいただき、片手の指に貼っていただきました。そして指に貼った動物が、いまなぜ絶滅の危機に瀕しているのか、その原因をパネルを使ってご紹介しました。
ご参加いただいた方からは「動物園でよく見る、身近に感じていた動物たちが実は絶滅危惧種だなんて」と驚きの声があがる場面も。
ネイルシールを通じて、楽しみながら絶滅危惧種の野生生物、そしてそうした動物たちの背後に迫る環境破壊の現状などを知っていただくことのできる機会となりました。
ご参加いただいた皆様、お越しいただき誠にありがとうございました。