活動中!パンダクラブ北海道
2014/06/12
世界中の個人、企業をはじめ、WWFの自然保護活動にご支援、ご協力くださっているさまざまな方の中には、地域の方々による任意の市民団体もあります。北海道にご在住のWWFジャパン会員の方が中心となって設立された、「パンダクラブ北海道」は、その代表的な団体の一つ。設立以来30年以上にわたり、WWFジャパンをご支援いただいています。今回は、その取り組みをご紹介させていただきます。
設立から30年!長きにわたるサポーターとして
「パンダクラブ北海道」は、1981年12月の誕生以来、長きにわたり、WWFへの募金活動や、自然保護をアピールするパネル展示などの活動を展開されてきました。
また、WWFへの支援にとどまらず、自然観察会やツアーも実施するなど、地域に密着しながら、自主的に取り組める環境保全のための活動も実施。さらにそうした取り組みを、北海道の自然や野生生物の美しい写真とともに、独自の会報誌『えとぴりか』にまとめ、定期的に刊行されています。
この会報誌『えとぴりか』には、編集・発行されている代表の長屋貞夫さんをはじめ、メンバーの皆さんが毎号さまざまなテーマで寄稿をされており、今、自然界で何が起きているか、動物や植物の様子はどうなっているか、気候変動による影響はあるのか、など、地元ならではの視点で書かれた、充実した内容になっています。
先日、WWFジャパンの事務局あてにお送りいただいた最新号でも、地球温暖化を防ぐための呼びかけとして、日常生活でひとりひとりがめざす「地球を守る誓い」について、さまざまな取り組みが紹介されていました。 その一部をご紹介いたしましょう。
- レジ袋やブックカバーを断り、自分の買い物袋やカバンを使います。
- 缶、ビン、発泡トレーなど資源ゴミは分別し、リサイクルします。
- 冷暖房の温暖設定を夏は28℃以上、冬は20℃以下にします。
(中略) - 食器洗いなどの給湯温度は冷たく感じる程低めに設定します。
- 日用雑貨や台所用品などにはエコマークの付いた商品を買います。
- 食材を無駄なく使い、鍋帽子を使うなど省エネを心がけて調理するエコクッキングをします。
(パンダクラブ北海道「えとぴりか」No.241より一部ご紹介)
いずれも、毎日の生活の中で真剣に考えられた、大切なことばかり。WWFが目指している「地球1個分の暮らし」にも通じる「誓い」でした。
WWFに対するご支援をご継続くださっているのみならず、このように「パンダクラブ北海道」のメンバーの皆さんご自身が、それぞれの立場や視点で、地球環境のために活動を長年続けていらっしゃることは、本当に素晴らしく、またWWFにとっても心強いことです。
しばらくの間、諸事情により休止されていた募金活動も、6月14日から15日に開催される「えべつ環境広場2014」にて再開。会場でパンダクラブの活動や、WWFの活動を紹介してくださるとのご連絡もいただいているほか、7月19日から2泊3日で、夏の北海道大雪山系富良野岳を訪れるツアー企画もあるとのお知らせもいただいています。
北海道にご在住の会員の方や、自然観察会にご興味のある方は、ぜひ一度「パンダクラブ北海道」の活動に参加してみてください。ご関心のある方は、下記の「パンダクラブ北海道」ご連絡先まで。公式ホームページもありますので、そちらもご覧ください。
(報告:WWFジャパン 募金担当)
パンダクラブ北海道 ご連絡先
パンダクラブ北海道 | 〒064-0823 北海道札幌市中央区北3西26-1-12-303 事務局 長屋英子 方 代表 長屋貞夫 |
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TEL&FAX 番号 | 011-384-0801 |
pchokkaido@yahoo.co.jp | |
ホームページ | http://www.geocities.co.jp/nijino_ebetu/ |
お振込先 | 郵便振替口座:02780-1-25455 加入者名義:パンダクラブ北海道 |
会費 | 年会費:一般会員 \2,500 オンライン会員 \1,000 |