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今日から気候変動の国際会議COP29開幕


11月11日から、第29回国連気候変動枠組み条約締約国会議、COP29が始まります。

COP(コップ)と聞いて、ビバリーヒルズ・コップを思い浮かべた方。いいセンスです。

実は気候変動の世界では、毎年11月~12月に開催される国際会議があります。これは1992年に採択された国連気候変動枠組み条約の締約国が参加する会議Conference of Parties、略してCOPと呼ばれるもので、気候変動対策に関するルール等が200か国近い参加国で話し合われます。
1997年には京都議定書を採択したCOP3が、日本の京都で開催されました。

最近話題となったConference of Partiesにはもう一つ、同じ1992年に採択された生物多様性条約締約国会議があります。こちらはつい先日、コロンビアのカリで10月21日から11月1日まで開催されていました。
生物多様性のCOPは、2010年に名古屋でCOP10が開催されたことを覚えている方もいらっしゃるでしょうか。

コロンビアのオリノコ川にかかった虹
© Day's Edge Productions

コロンビアのオリノコ川にかかった虹

COP29期間中、WWFジャパンからは3人の専門家が現地アゼルバイジャン共和国のバクーに滞在し、政府による国際交渉の動向や現地で活動する日本企業・自治体の様子など、ホットな情報をX(旧Twitter)で毎日お届けします。WWFジャパンのアカウントをぜひフォローして、COP29の議論の行方にご注目ください! ハッシュタグは#wwfjapancopです。
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ビバリーヒルズ・コップのタガード刑事役のジョン・アシュトンさんを偲びながら、今年のCOPを追いたいと思います。

(気候・エネルギーグループ 児玉)

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自然保護室(気候・エネルギーグループ)
児玉 綾子

学士(環境情報学・慶應義塾大学) 大学卒業後、出版社や海上防災会社等を経て現職。2023年WWF入局。

「空手に先手無し」という言葉がありますが、気候変動問題には先手を打って取り組まなくてはなりません。個性豊かな気候・エネルギーグループのメンバーが一丸となって地球温暖化問題に取り組めるよう支えていきたい武道家です。

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