テニスプレーヤーのアンディ・マレー氏がWWF大使に就任!
2014/11/15
今月9日に英国・ロンドンで開幕したATPワールドツアー・ファイナルにも出場したのアンディ・マレー氏が、先日、WWF大使に就任しました。
幼い頃から自然や動物と親しむ機会が多くあったマレー氏は、WWFによる、野生生物の密猟・違法取引の防止といった取り組みに関心を寄せてくださっていました。
とりわけ、2007~2013年の5年間に南アフリカで激増したサイの密猟、さらに今や約3,200頭までに個体数が激減してしまったトラの生息状況に、大変心を痛めているといいます。
密猟によってサイやトラがこれ以上減少の道をたどらないためにと、マレー氏は、ネパールのチトワン国立公園で活躍する「密猟者探索犬」の育成プログラムをご支援くださっています。
ネパール国内では、幸い、サイの角やトラの毛皮を狙った密猟は減少傾向にあります。
しかし一方で、インドから中国への密輸出入の中継地点になっていることから、将来再びネパールでの密猟が悪化することも懸念されています。
愛犬家としても知られているマレー氏は、将来この密猟者探索犬チームの一員になるであろう子犬に親しみを込めて自分と同じ名前をつけたとのこと。
近い将来、マレー氏と立派に成長した密猟探索犬のマレーが共演されることを、私も日本から楽しみにしています。(広報室・山本)